(続続)ドルが紙切れになるだって?

クルーグマンがニューヨーク・タイムズのコラムで米債務上限問題について警告を発している。

バイデンの解決策プランAは良心的な共和党議員が民主党の側につくことだそうで、これはどうも起こりにくい。

面白い解決策として、連邦政府が例えば3兆ドルのプラチナコインを発行してFRBに預金するのだそうだ(その際FRBは手持ちの国債を売って資金吸収オペを打つとの穏当な対応策も提示してる)。連邦政府は憲法でいつでも記念コインを発行できるという権限があるのだそうだ。

いずれにせよ2011年のオバマ政権の時の債務上限問題解決みたいにはいかないだろうと予想しているようだ。

債務上限問題は扱いを間違えると米国債市場にショックを与え、世界経済にダメージを与えるとクルーグマンは言ってる。さてどうなることか。