終わりゆく休暇、迫りくる日常

1月4日。
年始休みも、残すところあと2日。
楽しかった時間は、あっという間に過ぎ去ってしまった。
明後日からは、また仕事が始まる。
そう思うと、憂鬱な気分になる。
年末年始は、何かと慌ただしかった。
大掃除、年賀状、親戚付き合い…。
ゆっくり休む暇もなかった。
子どもたちは、冬休みを満喫しているようだ。
毎日、元気に遊び回っている。
「いいなぁ…」

妻は、すでに仕事モードに戻っている。
家事や育児をこなしながら、仕事のメールをチェックしている。
「僕も、そろそろエンジンをかけないと…」
そう思いながらも、なかなか気持ちが切り替わらない。
休暇中は、ついつい夜更かしをしてしまった。
朝もゆっくり寝ていた。
そのせいか、体がだるい。
頭もぼーっとしている。
「このままでは、仕事にならない…」
そう焦りながらも、なかなか行動に移せない。
明日からは、また、渋滞にはまりながら会社に通う日々が始まる。
上司や同僚との付き合い。
山積みの仕事。
プレッシャーとストレス。
そう思うと、ため息が出てしまう。
でも、仕方ない。
これが、僕の現実だ。
休暇中に recharge したエネルギーを、仕事にぶつけていこう。
そう自分に言い聞かせながら、僕は、重い腰を上げた。
残りの休暇を、大切に過ごそう。
そして、明日からの日常に備えよう。