【自己紹介】元ゲイ風俗キャストで元デリヘルスタッフの僕が出来る社会貢献とは
はじめまして、ひろきと申します。
この度は僕のノートをご覧いただき、ありがとうございます。
僕は現在、主にXにて売り専(ゲイ風俗)のキャストの方に対して売り上げを上げる相談、未経験者への手ほどきや仕事に向き合っていく中でのモチベーション維持・メンタルケアなどを、有料でオンラインパーソナルコーチとしてさせていただいております。
ご興味あれば女性キャストさんもご相談ください!
※教材売りつけるとかしないので安心してください。
まず、僕も元売り専キャストでした。
そして、ノンケのデリヘル店(女性キャストが男性客に接客をするお店)の受付スタッフも経験しました。
元ゲイ風俗キャストであり元デリヘルスタッフがこの僕です!
両方の観点からさまざまなことをお伝えできるかと思います。
このノートでは基本的にキャスト時代、スタッフの経験談や失敗談など書いていこう思います。
まとまりのない文章かもしれませんが、一生懸命書きますので、よろしければお読みいただけるとうれしいです。
■自己紹介
はじめての投稿は自己紹介と何故この仕事を始めようと思ったかを書かさせていただきます。
今回は主に、この業界で悩んでいらっしゃる方を対象にした記事になっているので、業界のウラ話的なものが読みたい方は次回以降からをオススメいたします...
(でも読んでくれたらうれしいな)
名前:ひろき
性別:男
年齢:アラサー
セクシャリティ:ゲイ
趣味:アニメ、音楽、服、ジム、スケボー、お笑い
ペット:文鳥、フクロウ、シュッとした犬.....を飼いたい
20代前半で売り専(ゲイ風俗)の店でキャストを始めました。お金を貯めて起業をしたかったからです。
当時付き合っている彼氏に勧められました。
それに賛成して僕も面接を受けにいきました。
イカれた2人ですね。
その後就職し、何社か一般企業で昼職を経験したのちにノンケのデリヘル店の受付スタッフとして働きました。
とてもざっくり話すとこんな感じです。
■それぞれの経験をもう少し詳しく
僕がキャストとして働いていた売り専のお店は、マンションを一部屋借りてそこが事務所兼待機室になっており、そこで集団待機やお給料の精算、近隣のマンションに個室がいくつかあり、そこで接客をするお店でした。
そこに業界未経験で入店し、約2年間で約600人のお客様を接客したり、お店の他キャスト、マネージャーと交流を交わしました。
系列店が他県にあったのでそっちの方にも計3回ほどですが数ヶ月に1度、2週間〜1ヶ月弱の出勤もしました。
在籍1年半過ぎたところで就活を始めて、就職が決まり退店。それからは昼職オンリーの社会人になりました。
しかし、社会人生活をやっていく中で
「興味のない仕事をするの疲れたな」
「自分の興味がある仕事に就きたいな」と思い、
今までの人生でどの仕事が一番楽しんで打ち込めたかを考え、キャスト時代を思い出して会社員としてかつ風俗業界に身を置きたいと思いノンケのデリヘル店スタッフとして転職しました。
業務をこなす日々や責任感は今まで就職したどの会社と同じ「一社会人としてのそれ」でしたが、それ以上に楽しく毎日を過ごしていました。
もちろん大変なことはたくさんありましたけどね。
お客様からの予約の対応や在籍女性のケアや派遣先のホテルや自宅への送迎などスタッフとして初めて働きましたが、ありがたいことに一生懸命仕事をしている姿を評価してもらい、入社半年でマネージャーに昇進しました。
高級店と言うこともあり、そこで学んだ経験は本当に大きく、元キャストとして共感できるところ、キャストさんの接客に対する姿勢やプロ意識やテクニック、受付スタッフとしてお客様へ女性を売り込む方法、キャストさんとの接し方やケアなどかなり学ぶところはたくさんありました。
おかげさまで女性からのたくさん支持していただいて、僕にだけ愚痴や悩みを打ち明けてくれたり心の拠り所にしてもらえたのがとても嬉しかったです。
※キャストの経験、セクシャリティは隠して入社しています。
■そして売り専アドバイザーへ…
その中で「この経験を売り専のフィールドに持ち込めないか?」という思いが少しずつ芽生え始めました。
僕はキャスト時代、在籍2年間で合計で1年5ヶ月No. 1になった経歴があります。
いま振り返るとさまざまな要素が重なって獲得できたNo. 1だと思います。
奇跡的な部分や、周りに支えていただいた部分ももちろんありますので、決して1人だけで手に入れたものではないと思っております。
ですが、その中には自分で接客していく中で試行錯誤して生み出した「接客術」「ブランディング」、そしてリピーターになっていただく「工夫」などがあったことも胸を張って言えます。
さらにデリヘルのスタッフとして培ったノウハウもさらに上乗せして、これからこの世界に飛び込もうとしている方、現在売り専キャストとして働いているけど仕事に対して悩みを持っている方のお手伝いがしたいと思いました。
■未経験の方、現キャストの方へ
未経験の方は
・この仕事に踏み込む勇気がほしい
・本当に稼げるのかな?病気は大丈夫かな?
・身バレしない?
など不安がある方もいらっしゃるとおもいます。
現在キャストで働いてらっしゃる方は
・最近指名が減ってきて待機時間が増えている
・給料が下がってきてこのままだと不安だ
・リピーター(ノンケの世界では本指名と言います)の獲得数がいまいち上がらない
・逆に指名は順調だけど、しんどいお客様が多くて接客が疲れてきた...
などなど、この仕事特有のなかなか人に言えない悩みが出てきますよね。
そう言った相談を他の仲のいいキャストやマネージャーにしたことがありますし、相談を受けたこともあります。
信頼できる人がお店にいて本当に感謝しています。
■当時の僕の悩み
しかしその反面で僕は、キャスト同士の人間関係と言う入店当初に考えもしていなかった部分で一番悩んだ時期がありました。
正直な話、ノンケのヘルス、売り専、女風問わずこの業界ってキャストもスタッフも変人とか癖が強い人や、ガチで関わっちゃヤバい人が多いんです。
平気で遅刻、平気で予約ドタキャン、お金にだらしない&金銭トラブル、大奥、自己中、あいさつもロクにできない&片付けできない etc...
言い出したらキリがないです。
そんなヤバい人がいる中で本当に信用できて相談や愚痴が言える友人ができて、なるべくメンタルを安定しながら仕事できたのはありがたいことでした。
当時の人たちとはお互いキャストを卒業した今でも交流があります。
ですが、お互いの顔も素性もある程度知っている相手が故に、自意識が働いてヘンにかっこつけてしまったり、相談される相手の迷惑も考えてしまい本当に悩んでいることを言えずにいたこともあります。
ありがたいことなのですがNo. 1を獲っても、リピーターの方がたくさん来ていただいても、僕には悩みは常につきまとっていました。
毎回来てくれるけどしんどいお客様や、短いコースで元をとるようにかなりハードなプレイを要求された後のストレス、業界の閑散期には僕自身も煽りを受けて売上が下がってしまい「自分はもうあまり必要とされてないのかも」と感じ、芽生えた将来に対する不安など、人間関係や仕事量の有無に関わらずその都度違う悩みに苛まれていました。
■そして源氏名を捨てた
自分自身が商品であり、安定のない世界だからこそ感じる恐怖とストレスが隣り合わせであるこの仕事に向き合っていくことは、裏を返せばそれだけ仕事にマジメに向き合っている証拠だと思います。
その危機感が常に自分の背筋を伸ばしてくれるものだと思っていたので必要だとは重々理解していたつもりです。
それに、自分を売るための日々の仕込みや感じるストレスや悩みを代償に、普通の仕事ではありえない高額なお給料をもらえるお仕事だと思います。
しかし僕は当時、それを考え出すと止まらなくなるのと、周りが新卒として働き始めていたり、見て見ぬフリをしていた少しずつ狂ってきた金銭感覚など、焦りが上乗せされて結局安定を求めてキャストを卒業し、就活を始めました。
■「しんどい」って82億色あんねん
初めて飛び込む業界に不安を抱くこと、仕事が減って不安や不満が出てくるのは、なんとなくこの業界の従事者ではなくても想像はできるかと思います。
でも、仕事があってありがたい状況だとわかってても不満が出てくることは「ワガママ」でしょうか?
僕は誰だって疲れちゃうと思っています。
そんな時に、信頼できると思っていた他のキャストに相談したらあっさりと他人に話されたり、掲示板に書かれてしまった。もしくはそんなことが起こるかもしれない。そうなるともう何を信用していいかわからない...
それならお互い身バレの心配がなく、匿名性の非常に高い状態であなたに合ったやり方で、一緒に目標に向かっていける仲間がいるって心強くないですか?
「いい感じの距離感で相談できるパートナーが居てくれたらな」と現役時代にぼんやり思ったことがあります。もしかしたら何か変わっていたかもしれません。
このお仕事、色んな意味で本当に何が起こるかわかりません。
でも絶対大丈夫。僕があなたに寄り添います。
僕も決して完全無欠の元No.1キャストではありません。
暇すぎて地獄を見たこともあります。
悔しい想いやどん底に沈んだ気持ちを全く理解できない圧倒的強者の目線で話すことはできません。
気になった方はXにてDMください。
https://twitter.com/ohizamoto2006
■最後に
非夜職の方も、最後までご覧いただきありがとうございます。
次回以降はいろんなことを書いていこうと思います。
こんな題材ですが、小話やコラムくらいにお読みいただければと思います。
ではまた!