84.高齢者の方へ。敬老の日のプレゼントは、タンスにinせず、「今すぐ使え!」【ひとりっ子の私と親の終活】
敬老の日、何かプレゼントしましたか?
普段は特に何も用意しない私ですが、今年は、ひと味違いました。
なにせ、入退院を繰り返し、大病を何とか乗り越えた87歳母に、何かしてあげたい(という自己満足でもあるが)と思い、以前、文子さんのこのnoteを読んで、
シニアカートを母に提案したら、最初は乗り気だったのに、
「やっぱりいらんわ。年寄りくさいやん」
と言われ、
87歳のあんたも十分年寄りやで。
というツッコミは、口からあふれ出る直前に何とか飲みこんだものの、じゃあ、
(靴を履くときモタモタしてるから、スリッポンをプレゼントしよう)
と思って、靴屋に連れて行くも、
「今靴あるから、いらん!」
と断固拒否。どうしたものかと頭を抱えていると、文子さんから、
「孫からのプレゼントと言うことにしてみては?」
と言う目からウロコの金言を頂戴し、それだ!
と、企画を温めること3か月。やっと、スケッチャーズのこれを注文。
そして、敬老の日に、「高2息子と中3娘からのプレゼント」という形で渡すと、
まー、喜んだ、喜んだ。
(文子さん、マジでありがとうございます😭感謝です😭)
よかったー。と胸をなでおろし、翌日、母を買い物を連れて行くと、いつもの靴を、もたもたしながら履いている。
あれ?
どういうこと?
母に聞いてみると、
「せっかくええもん、もらったから、絶対雨が降らん日に履こうかと思って」
ああ、よくあるパターン。
もったいないから、と押入れやタンスに仕舞い込んで、その存在すら忘却の彼方へ葬り去られてしまう。これは、アカンやつやと思ったので、
「あの靴おばあちゃんが履くの、子どもら、楽しみにしてるでー」
と背中を押してみたら、
「昨日大雨降ったやろ。地面濡れてるから、完全に乾いてるときに履かな、汚れるやん。」
って、いつ履くねん!
これまでのお話は、こちらのマガジンで読めます。
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終活って、ひとりでやろうとすると、途中で挫折したりします。趣味:終活って言ってる終活プロデューサー(終活P)の私を頼ってください!多分お役に立てると思います。