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物販ができない男

副業として、物販に挑んだことがある。
ヤフオクとかメルカリ。
売ったのは主に、手持ちの古本。
ちゃんと買い手が付いて、売ることはできた。

しかし、「手持ちの品が尽きたら、仕入れて売りましょう」ということになるとビビり始める。
古物商免許とか以前の問題だ。
私の脳裏には「部屋に積み上がる在庫の山」ばかりが浮かぶ。
売れなかったらどうしよう。よし、物販は諦めよう。

ある本には「1個でも売れて収益が出たら人生観が変わる」みたいなことが書かれていたけれど、私にはそんな「覚醒体験」みたいなのはなかった。

ちゃんと売るためには梱包資材にもコストをかける必要がある。「緩衝材代わりに古新聞」みたいなのはイメージが悪い。段ボール箱もプチプチもホームセンターで買うことになる。そういう「経費」で、儲けが飛んでいく。
いつ黒字になるんだ?いつ「食える」収入になるんだ?という不安で、胸が締め付けられる。

私には「給料が入る仕事」の方が向いているんだろう。

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