関西から、中央線経由で東京に行った【青春18きっぷ旅】
こんにちは、おひたしといいます。タイトルの通り、今年の夏に、名古屋から東京まで中央線で旅行したので、旅行記を書いてみます。この記事を投稿しているいまはもう10月ですね。フルタイムで働くと日々の流れが速い…
さて、コミケのために、青春18きっぷで東京へ向かおうと思った私は、本数が多くて便利な東海道線(在来線)を利用するつもりでした。しかし、前日にふと、まだ前線乗車したことのない中央線経由で行こうと思い立ったので、名古屋から先、東京まで中央線に乗ることにしました。
旅程を決めるにあたり、ジョルダンの「青春18きっぷ検索」で検索すると、やはり中央線は本数が少なく、日中では乗り継ぎ待ちに時間を奪われることがわかりました。
ただ、始発に乗れば比較的乗り継ぎがスムーズだと分かったので、朝早く起きて始発に乗ることにしました。前日は夜の8時に眠りにつき、当日朝3時に起きて出発しました。
1日目
大阪府内の某駅から京都行きに乗車。5時半ごろに京都駅で乗り換えて滋賀県の米原駅へ向かい、米原駅でJR東海の新快速豊橋行きに乗りました。
米原駅はJR西日本とJR東海の境界駅で、両社の車両が行き交っています。私は普段関西に住んでいるので、米原駅でオレンジ色のJR東海の車両を見たとき、「ああ、もうすぐで関西の外なんだなあ」という気分になりました。
関ヶ原を越え、岐阜を通り過ぎ、朝8時過ぎにJR名古屋駅に到着。次の電車まで12分しかありませんでしたが、名古屋に来たら絶対にきしめんが食べたかったので、急いで中央線のホームに移動して牛肉きしめん(720円)を食べました。新幹線を含め、名古屋駅はほとんどのホームにきしめん屋さん(きしめん住よし)があります。旅行客に絶対にきしめんを食べさせるという強い意志(?)を感じます。
ちなみに、きしめん住よしではきしめんかそばかを選べるのだが、周りにいた名古屋のサラリーマンたちは、だいたいそばを頼んでいました。きしめんはもう飽きてしまったのか…
名古屋からは中津川行きの電車に乗り、中津川で長野の城下町である松本行きの電車に乗り換えました。途中、長野県塩尻市に奈良井宿という宿場町があり、観光したいと思ったので、最寄りの奈良井駅で下車しました。
1kmほど宿場町が続いており、昔ながらの風景が楽しめました。お箸や茶碗を売っている工芸品店や、蕎麦などを提供する飲食店が何軒かありました。お腹が空いていた私は、メニューに長野県の名物と書いてあるのを見て、ソースカツ丼を注文しました。
奈良井宿をあとにし、松本行きの電車に乗車。松本では松本城の観光に行きました。国宝・松本城は観光に来る人が多い割に城内が狭く階段が多いので、天守閣に登るのが大変でした…
この日は松本で花火大会が行われる日らしく、浴衣を着た人たちがたくさんいました。私も行こうかと思いましたが、この時点で人混みに疲れてしまっていました。松本駅で信州そばを食べたあと、そのままこの日宿泊するホテルの最寄りの上諏訪駅へと向かいました。
上諏訪駅は駅の中に足湯があることで有名で、駅のNewDays(キオスク)でたまごを購入し、温泉につけて温泉たまごを作ることもできます。長旅で疲れていたので、熱めの足湯がとても心地よかったです。
ホテルでチェックインをしたときに、フロントの人が諏訪湖では夏の間毎日花火大会が行われていると教えてくれたので、河畔に花火を見に行きました。毎日花火大会が行われるため、人の数が分散しているようで、かなり近くから花火を見ることができました。爆発音を身近に感じることができ、すごい迫力です。
ホテルについている温泉に浸かり、ゆっくり寝ました。
2日目
いよいよ東京方面に向かおうと思い、上諏訪駅から甲府ゆきの電車に乗りました。甲府では、甲府城跡を見たり、おざらというご当地の麺料理を食べたりしました。
甲府からは大月行きに乗り、大月からは東京の中央線でよく見るオレンジの電車に乗り換えます。
私はいまは関西地方に住んでいますが、大学時代は東京で過ごしました。オレンジの電車に乗って車内アナウンスを聞くと、まだ山梨県内なのに、「ああ、東京に帰ってきたんだなあ」という感慨に浸ってしまいました。
東京・武蔵野市にある吉祥寺駅から東京に住んでいる知り合いの家へ自転車で向かい、長かった中央線旅行が終わりました。
電車の椅子に長時間座ることになったのでそれなりに疲れはしましたが、夏の電車は涼しくて快適だし、何よりも中央線の車窓から見える青々しい山の景色がとても良かったです。途中つまみ食いのように沿線観光ができるのも魅力の一つ。18きっぷシーズンでも、東海道線ほど混雑しません。18きっぷで東京・名古屋間を移動する際、時間があったらぜひ中央線を使ってみてくださいね!