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初投稿
良い文章を書きたい。
”良い文章とは誰も思わなかったことを書くことではない。誰もが思いながら言葉に出来なかったことを書くことである。” 樋川幸夫
初っ端から引用です。初めてこの言葉を目にしたのはtwitterでした。昔から名言、格言の類が好きで、名言格言botをフォローしていました。
大学受験、就職活動などの大きな節目には必ずその大学に行きたい理由、その企業に行きたい理由を言葉にしてきました。言葉にすることで頭を整理して、整理していく過程で無意識に考えていた本音に気づくこともありました。
友達と飲んでる時に、自分が考えていた、もしくは無意識に思っていたことを言ってくれた時って盛り上がりませんか?なんとなくそういうことなんじゃないかなと解釈しました。
言葉にするために必要なことってなんだろう。まず、言葉にするのってすごくめんどくさい。いちいちメモしたりしなきゃいけないし。人生の大きな節目のときぐらいしかやりたくない。でも最近良い文章を目にする機会が増えました。東京大学の入学式とか近畿大学の卒業式とか。私も多くの人の心に響くような文章が書きたい。憧れです。自己承認欲求が爆発しました。
言葉にするために必要なのって語彙力だと思う。
”ボキャブラリーっていうのは画素数みたいなものなんだよ。ボキャブラリーがなければボヤッとした画像にしかならない。ボキャブラリーが多ければくっきりとした画像になる。”2ch
ただ、こうも言われています。
”ボキャブラリーが感情を凌駕することはない。”2ch
2chすごいね。私がどんなに嬉しくても悲しくても、私が発する言葉はその嬉しさ、悲しさを100%伝えることは出来ない。映像技術が発展して美しい写真が撮れるようになっても実際に見たその景色とは異なるように。ここで重要なのはその写真の方が美しいことはあるかもしれないということ。私が発した言葉を相手が過剰に受け取ることはあるかもしれない。それはいい意味でも悪い意味でも。良い文章を書く人は1のポテンシャルを持った事柄を10にも100にもして読む人に伝えているんだと思う。コピーライターという職種があることは知っていたけどその方々を尊敬したのは恥ずかしながら最近の話。
言葉にする力って大事。
その人がどんなに素晴らしいアイディアを持っていてもそのアイディアを言葉に出来なければ周りに評価されることはない。逆に大したアイディアを持っていなくてもそれを言葉にする力がある人は周りから評価される。
詐欺師が良いってわけじゃないけど誇張する力が大事。
”俺たちは一緒にいる彼女が浮気してても全然気付けないのに、
たった一回面接したくらいで人間の能力を見抜けるわけないじゃないですか。
「実際の実力の有無」よりも、「実力のありそうな人」のように錯覚させるのが大事なんですよ。
人はポジティブなイメージを抱いた相手の能力を過大評価するから。”ヒデヨシ
”人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている”
ふろむださんの有名な著書。その中では錯覚資産が重要であると述べている。実力がない人が錯覚資産により自分より評価されるって嫌じゃないですか?錯覚資産を有効に使えるようになることでそういった不条理に負けないようになりたい。守りの錯覚資産運用です。
錯覚っていうとおかしいかもしれない。結局100%正確にその人の能力を測れるテストがないように、個々人の実力は周りがそうだと思い込むしかない。実力なんて体調によっても変わってくるんだから。だから私たちのすべきことは周りが自分をすごいと思ってくれるようになること。
いやいや私は職人だから、人にすごいと言われなくても綺麗なものを作れれば良い。いやいや私はスポーツ選手だから人にすごいと言われなくても良い記録やプレーができれば良いって人もいるかもしれない。でもそれって趣味じゃない?
”物事の価値は人が求める数によって決まる。”武井壮
仕事において上を目指すなら自己満足じゃダメでしょう。人に評価されてなんぼ、自分をアピールしてなんぼでしょう。
ボキャブラリーとアウトプット能力を身につけて自分を大きく見せていきましょう。そう孔雀のようにね。