広告論を学んでみた!
一気に寒くなって秋が深まってきました^^ラーメンも特に美味しい時期になってきましたね。
今日の本はこちら。
広告の世界。
特に、サトナオさんの「明日の広告」は個人的に好きです。私のような広告初心者にもとてもわかりやすく、ユーモアにあふれてました。
特に、学びが大きかった事柄をピックアップしますね。
①インターネットがもたらしたことと広告の関係
1993年~1995年、インターネットが出現しました。これによって広告の世界も様変わりし、一般の生活者は、ただの情報の受け手という存在から、世の中に積極的な情報発信を行う「メディア」という存在に変貌しました。情報の電波スピードはインターネット登場以前より飛躍的にに向上し、一人一人が「メディア」という機能を果たす、情報発信の手段をを手軽に手に入れることができる時代になりました。これによって広告は、ただ発すれば受け手がすんなり、そのまま、受け取ってもらえる状態から、受け手から評され、受け手同士の評判の醸成によって、広告の作り手が思ってもみなかったような印象を受け手側に与える状況が訪れました。
②広告を欲しがっている相手を深く、想像する大切さ
広告は生活者に届きにくくなってしまいました。4マスに広告を打てば良い時代は終わり、生活者はブラウザからのWeb、スマホ、アマゾンプライム等、様々なメディア、様々なコンテンツを渡り歩いている状態です。おもろく、興味を引くものは山程あり、情報の洪水が起こっています。また、広告だけではその内容を信じない生活者も多くなりました。
そんな中で、相手に広告を届けるにはどうすればいいのか?
それは、消費者本位に立ち返り、商品情報を伝えてもらいたがっている人をリアルに想像しながら広告をつくる、ということでした。そうしないと、届けたい相手に刺さらず、勝手に想定した買いたい人に向けて情報発信、情報発信手段を選んでしまっているとわかりました。(心当たりがあってグサリ....)相手の身になる、これ、わかっているつもりだけど、かなり難しい!
③相手の心を動かしてこそ広告
伝えるだけでは、インフォメーションの域をでていない、という言葉にまたグサリ......スマートでソツのないインフォメーションは、内容としては十分かもしれないけれど、人の心に興味や購買意欲を掻き立てることはできない。そいった観点で広告をつくる人が考えていると改めて知りました。
①~③を踏まえで、広告ってあらためて面白いと感じると共に、広告の受け手側も自身の軸がしっかりしていないと買い物が本当に難しい時代になったのだと感じました。
お財布は1つ。使えるお小遣いの額はそうそう大幅に増えたりしない。そんな中で、広告は私達の心をゆさぶり、友人の口コミにも私は揺さぶられる....本当に何が自身を満たすかは、ちゃんと考えないと、投資価値が高い買い物は難しいと感じた次第です。