のんびりさんが経営のことを学ぶ・考える・実践してみる~経営戦略編~
これから隔週で社長と10人の頼もしい仲間たちと経営に関して学ぶことにしました。楽しみと不安が混在している......分厚い本、苦手なんだよね....^^;
でも、決心してやると決めたのだからやってみよーということで、今回学ぶ本は「新版 グロービスMBA経営戦略」!いきなりなかなかの難関.....今回、本を読み進める中で、特に私が「これだ!」と感じた創発戦略について書きます!何故なら、今、この創発戦略を私の部署もとる方がよいのではないかな~と感じたから。「創発戦略」っていう言葉も初めて知ったしね^^;
「創発戦略」とは、端的にいうと、戦略は事前の意図的なプランニングによって完成するのではなく、現場でおこる様々な事象に揉まれて学習を繰り返し、偶然を経て創発的に作られていくもの、とする考えのこと。確かに、外部環境や競合環境は刻一刻と変わっていくし、顧客のニーズも春のお天気みたいに遷ろいやすいから、事前に立てた戦略で競合に勝ち、顧客を満足・感動し続けるなんて難しいねって妙に納得。
創発戦略が生まれる条件は以下の3つ
①トップのリーダシップとトップとフロントで働く社員とのコミニケーション
②風通しの良い組織文化
③学習
①が第一に語られるとはちょっとびっくり。②の方が創発戦略には重要ではないかと感じていたから。確かに、現場に戦略のアイデア出しとその実行を丸投げするような感じだとうまくいかないのは当たり前。リーダーが推進していく必要はあるというのも納得。
②これは大変納得。現場からの意見が戦略を形作っていくための重要要素になるから、若手、ベテランにかかわらず、自社のことについていかんなく意見を言い会える風土は必要だよね。
③学習?はて?と思いましたが、これが特に肝の要素とわかりました。「学習」とは市場からの学習の意で、顧客が何を自社に求めているかということ。「既存顧客は自社に何を求めているのか」「顧客ではない人に何を提供したら顧客にできるのか」に対して、実際に自社製品やサービスを市場にだし、顧客の反応にあわせて改善をおこなう、つまり学習を行っていくというのだ。顧客の購買行動、アンケートからの声、だけでなくインサイトからも学んでいくという。学ぶ→改善→顧客にぶつけてみるのループを素早く回す、PMFの中で学ぶということに近い意味ととらえました。
創発戦略の大切さや納得感はあるけど、どうやって?
それはやってみないとわからないから、やってみた結果をこれからもこちらに書いていきたいと思いますので、宜しくおねがいします。