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心が綺麗、とは
2020/09/01
今日から9月、夏は終わりだよと言わんばかりに曇り空でちょっと雨の匂いもする。休みだった今日は、夕方までやる気が出なくてシーツを換えたてのベッドでゴロゴロしていた。全然いいよね。
先日、お店でお客さんに見た目も心も綺麗で好きです!憧れちゃう!と言われた。26歳の女の子にはどんな風にあたしが映っているのか、不安にかられて素直にありがとうと言えなかった。
ありがたいことに、外見を褒めてもえる機会が多い人生だった。でもその度に、みんなの言っている褒め言葉の1/5程度にしか自分は自分のことを思えず苦しくなってしまう。心が綺麗だなんて、殺されかけたと言っても過言ではない程自分とは程遠い言葉に思う。
でも、そんなことは褒めてくれる側からしたら知らないことだし良かれと思って言ってくれてるに違いない。だからあたしはちょっと笑ったりしながら、あはは〜と言って違う話をし出す。リアルなあたしを知ってる人は、そんな光景を見たことないだろうか。
自分は欠点ばかり見つけるのが上手くて、長所が見つけられない人間だと思う。人のことだとよく分かるのに、自分のことはよく分からない。
でも、だからこそ褒めてくれる言葉に耳を傾けるべきだと思う。100%信じきれなくても、ああそんな側面が自分にはあるのかと少しだけ真に受けても誰にも迷惑はかからないだろう。
30年以上自分と向き合ってきて、自分自身を認めてあげることが死ぬほど苦手だと思ってる。持病だと公言していい程に。だから自分はこんなことが好き!こういうことが得意!だと発信し続けて、それが仕事になっていたりするフリーランスのデザイナーやキュレーターやカメラマンの友達はみんな眩しい。
それでも、勇気を振り絞ってあたしは今日も言葉を書いてる。日記ではなくて、誰かの目に触れることを想定して伝わるように書いてる。それが唯一のあたしが得意といえそうなことだから。