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創作について
地元のことを漫画に描き始めて大体1年くらいたった。何事も続かない質なので続いていて嬉しい。
つい最近ペンネームも決めたし。
続いている理由がいくつかあると思う。
twitterに逐一投稿している
漫画のページが完成した時だけじゃなくて途中のものも投稿してる。いいねしてもらったり、見てもらったりがご褒美になる。「そんな創作は純粋じゃない、弱い」という気もするけど、もういいのだ。アイディアがなくても描ける
思い出話なので話の大筋に対してアイディアを出す必要がない。ベースのアイディアを毎回出さなくて済むのはラクだ。何も考えずに描く時間がある
漫画は絵を描く時間が長いんだけど、最近はそれは創作を継続するのには結構いいことかなとも思う。ネームや絵柄のアイディアを出す工程はそれなりにしんどいものでもあるので、そればかりだと続かないと思う。何も考えずにトレースしたりカケアミしたりする時間は編み物するみたいに病みつきになる楽しい作業なのだ。
週末にネームや下書きをやっておいて、平日にこういった楽しい作業をする、というのが今のところベストだ。
1話が短い
4ページを一区切りとして描いている。
長すぎると完成して公開する間隔が長くなるのでモチベーションの維持が難しい。やっぱり一番の報酬は作品が完成することだからね。
大体こんな感じかな。
坂口恭平さんの「自分の薬をつくる」という本を読んで創作のイメージが変わったのも影響してるかもしれない。
前は「純粋に描きたい気持ちが出てくるまで描かないのが本当」みたいに思っていたけど、今は「最善を尽くして描きたい気持ちを盛り上げる」みたいな感じだ。
「純粋に描きたい気持ちが出てくる」のはある程度創作の筋力みたいなものがついてからの話だと思う。
最近思うのは、今自分に創作ができるのは良かったなという事。
けっこう孤独な生活を送っているので創作は救いの一つだ(創作してなかったらもう少し孤独じゃなかったかもという気もするけど、、)。
若いころの創作は「自分の考えてることをドヤ顔で出す」みたいなところがあったけど、今はスポーツみたいだと思う。筋力をつけて楽しめるようにするのだ。
スポーツみたいにもっと創作の愛好家が増えると良いのにと思う。
草創作チームみたいなのもやってみたいね。