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久々にブロックで遊んだら朝になった

暫く封印することにしていたダイソーの傑作「プチブロック」シリーズ。

これまで何度か、ロボットを組んでいたが、色々と不都合があって距離を置くことにしていた。一度始めてしまうと、他のことが手につかなくなったり、ブロックにうなされて眠れなくなったり、肩や首が悲鳴をあげたりするためだ。何度組んでも同じようなモノばかりが出来上がり、自らの創造力に落胆したことも大きな要因である。

それでも、ブロックトイ自体は好きなので、子供達のオーダーに応じ、ダイヤブロックを弄ることはあった。しかし、プチブロックには触れずに過ごしていた。

ところが、先日発売された新商品には、買わずにいられない魅力があった。何としてでも取り揃え、遊び倒さなければならない。勝手な使命感が芽生えたのだ。

一通り揃えねば!

ところが、購入しても作り始めるまでには時間がかかった。ひとたび封を切ってしまえば、再び多くの苦悩と向き合わなければならなくなる。それを思うとどうしても腰が重くなり、結局ひとつも開封せずに1週間が経過した。

するとどうだろう、開封してもいないのに、ブロックの夢が私を襲ったのだ。何かを作らねば(もしかしたら作っても)安眠は叶わない。漸く私は、重い腰を上げたのだった。

昨晩、勢い任せに「ストライカージェネシス」を開封し、バラしてロボットを作り終えた。気付けば朝の6時を過ぎており、首と肩にはちゃんと痛くなっていた。

手なりでダラダラ作っていたため、変わり映えのしない普段通りのロボットになってしまった。

完成こそしたものの、面白味も捻りもない出来栄えに、我ながら少し呆れてしまう。それでも、狙った通りの可動域と、一応の変形ギミックは組み込むことができた。

変形ギミック自体は意外と複雑であるものの、飛行形態にしかできなかったのが悔やまれる。

もう少し面白いアイディアや、独創的なパーツ配置、洗練されたデザインを発見したかった。しかし残念なことに、このあたりが私の限界なのだ。

少しだけ改造した「パワードタイタン」

今更嘆いても仕方ないので、サポートメカとの合体機構も組み込んだ。少しでもプレイバリューを上げたかった。

サポートメカの「パワードタイタン」は、余剰パーツを使い切って、少しだけ改造も施した。

この状態でも自立は可能

もう1つのサポートメカである「ソニックイカロス」はまだ袋の中だが、いずれこちらも組んでみよう。

腕部にも装着可能

反省と後悔に満ちたブロック遊びとなってしまったが、一緒に写真を撮りながら、我が子達は楽しそうに眺めている。それだけでも、作った甲斐はあった…のだろうか。

サブフライトシステム

色々と思うことはあるけれど、作っている間は間違いなく楽しかったし、久々にここまで没頭できた。

やっぱりブロック遊びは面白い。そしてダイソーは凄い。

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