骨折日記シーズンＶ第４話「母親と寿司屋」
肘の激しい痛みに耐えきれず、薬を飲んで眠っていた午前中。母親からの連絡で目を覚まし、近所の寿司屋でランチになった。
塩とレモンの振ってある、柔らかくて甘みの強いイカ。
見た目以上の濃厚な味と脂のブリ。
しっかりとした味わいで、筋など全く感じなかった赤身。
ギッシリ身が詰まった、甘みと歯応え充分なエビ。
脂のいやらしさを全く感じさせない中トロ。
本当はウニも載っていた豪勢な軍艦。
見事な仕事ぶりを感じさせる玉。
茶碗蒸しも豪華。
追加で発注したイワシ。眼前でおろしてくれた。想像以上にネットリしていて臭みのないイワシは、小樽で食べたものに勝るとも劣らなかった。
エスプレッソとクッキーのアイス。デザートのアイスは４種類から選択できた。
食後は喫茶店でシフォンケーキ。久々に食べた、正しく美味しい寿司の余韻に浸った。