骨折日記セカンドシーズン③「熱いニノウデ」
寝ている間、身体が寝返りを求めている。その頻度は日に日に増している。つまり、目が覚める頻度も高くなっているということになり、常に眠気に纏わりつかれることになる。
そのせいか今日は、肩からニノウデにかけて、鈍痛が蠢き続ける1日だった。痛む場所が日によって変化するのは、良いことなのか悪いことなのか。それとも特に関係ないのか、正解がどれであっても、痛むものは痛むのだ。
家族で出掛けて気を紛らすも、あまり遠出はしたくない。せいぜい電車でふた駅圏内くらいになるので、子供達は退屈しているかも知れない。
昼食がケンタッキーとなった今日は、その珍しさからか子供達は満足そうだった。食後はまた子供服を買いに行き、一旦退屈モードに落ちたものの、エクセルシオールでの休憩で、何とか持ち直してくれた。
多くの客で賑わう中、窮屈なベンチ(?)席で身を寄せ合いながらも、それぞれ楽しそうに過ごしてくれた。
帰りはダイソーに寄り道して、謎のカードゲーム『モンパチ』を買い足したことで、帰ってからも大いに盛り上がる子供達だった。
明日からはまた平日が始まる。私にも仕事が待っている。出社しなうてはならない日もある筈なので、ニノウデを庇いながら、震えて寝よう。