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さらばKP41よ 遥かなる更新作業
本日は「PSO2:NGS」がメンテであったため、集中して仕事を片付けることができた。
外はかなりの雨なので外出は難しい。我々一家は、降りしきる雨音を聴きながら静かな昼下がりを過ごしていた。
そんな我が家の静寂を引き裂いたのは、アレクサの黄色い通知ランプであった。そう、発注していたマザーボードが届いたのである。
私が荷物を取りに行ったことに反応し、「いっしょにビリビリ(開封)しよ!」としがみついてくる我が子を宥め、まずはPCのケーブルを全て外す作業に取り掛かる。我が子は”お手伝い”をする気満々で傍らに居座っている。しかし済まない、今のお父さんにはキミの相手をしてやるだけの余裕が無い。事は一刻を争うのだ。
ネジを外し、パーツを取り外す度に我が子は「これなに?」責めをしてくる。それらを適当にいなしつつ、しかしパーツには触れさせないよう注意喚起をする。「両方」やらなくっちゃあならないってのが「おとうさん」のつらいところだな。などとオカッパ頭の彼が脳裏をよぎる。
一通り外し終え、使うパーツにはエアダスターを吹き付ける。必要があればアルコールシートで拭き取り、乾かす。これも我が子は手伝いたがり、当たり障りのないパーツの掃除を促すことで自尊心を傷つけないように気を配る。予想していた以上に疲れる…そして暑い。何しろ狭い部屋に高エネルギー体である2歳児と缶詰状態なのだ。更にそのエネルギー体は興奮状態にある。熱い。
さらばマザーボード(旧)
そうして漸くマザーボードを取り外す。この時点で作業開始から1時間ほどが経過しようとしていた。
しかしボヤボヤしていられない。これからどれほどの時間を要するのか見当も付かない状態なのだ。全てを急がないと子供たちの就寝時間に響く。さながらマザボ交換RTA状態である。ケース内をざっくりと清掃し、新しいマザーボードを設置、そのままザクザクとパーツやケーブルを取り付けていく。
このときにも我が子は横からああでもないこうでもないと言いつつ手を伸ばしてくる。無邪気な悪魔である。
ところでマザーボードを交換するのならCPUも交換したくなるのが人の性である。
とは言え上を見るとキリが無いし、それほどのパワーは必要ない。今回はそこまで値の張らないものを選んで購入した。そうは言っても財布には大打撃だ。しかし中途半端は良くない。特にこういう非常事態には、どこかをケチると後で必ず後悔する。上手くいかなければパーツは売れるので、慎重且つ大胆に買い物をした。
一通りパーツをケースに納め、BIOSの起動までは確認できたところで我が子とシャワーを浴びて汗を流す。何しろ二人とも汗だくなのだ。
その後に夕食を取ろうと思ったところでOSの再インストールが必要なことに気付いた。マザーボードとCPUを両方交換してしまうとそういうことになるのである。そう言えば以前も同じようなタイミングで同じように衝撃を受けた記憶がある。人は成長しない。何も準備していなかったが仕方ない。ここまでやってしまったらもうCドライブの中身は諦めよう。ソフトをインストールし直したり設定し直したりの作業は面倒だが、どうせ大した物は入れていないのだ。
夕食を取り子供を寝かせつけ、怒涛の如くBIOS更新やWindows Updateを進める。何本ものプログレスバーを眺め、エラーコード(特に0x8007000d)を調べ、再起動を繰り返した。耐久テストでもしているかのような気分になるほど再起動をした。
そうして漸くマトモに動いたのは26時を過ぎた頃であった。
おわりに
これでもまだ油断はできない。
しかしひとまず動作はしているので、まずは一安心といったところだ。
意味もなく光るマザーボード
明日はケースが届く予定なので、また取り外しと組付けの作業が必要になる。今日は疲れたし早めに休もう。
我が子もグズらず早めに寝てくれたのだから。