逆襲のリゾット
人生で2度目のリゾット作りに挑戦した。
前回作ったのは2年ほど前だったと思うが、味も食感も納得のいくデキではなかった。米が柔らかくなり過ぎていたし、それでいて硬い部分もあり、そのムラが良くなかった。所謂アルデンテ的な硬さとは、決定的に違っていたのだ。
そもそも私はリゾットが好きなわけではない。チャーハンや炊き込みご飯も好まないので、要するに白米が好きなのだ。だげ、せめて質感くらいはソレっぽい物に仕上げたい。失敗のままで終わらせたくない。これは私のリベンジである。
前回と同じサイトを参考に、今回の挑戦は始まった。
子供達の入浴を妻に任せ、邪魔の入らない環境も用意した。なるべくコンロを使わないよう、別な料理はオーブントースターで仕上げることにもした。
そしてトマトリゾットは完成した。ブイヨンはコンソメキューブ頼みだし、ローリエなんざ買ったこともない。パルミジャーノの代わりはKIRIで、白ワインについては見なかったことにした。それでもリゾットは完成した。
思い描いていた完成形とは少し違ったが、それでも米の硬さは及第点だった。味も悪くないし、家族にも好評だった。
しかし、リゾットにはあるまじき「おこげ」が散見された。コレはコレで美味しいのだが、リゾットとしては失格だろう。そんな「おこげ」を子供達は取り合っていた。
じゃあいいか。
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