青二才問題集

#曲から記事

ジユンペイさんの、企画に参加させて頂きます。

曲④。

とても気に入りました。


詩を作らせて頂きました。

曲に合わせて詩が進むようにしました。

聴きながら、読んで頂きたいです。

どうもありがとうございました。





青二才問題集

ノートと問題集とペンを用意した。

解かないといけない課題の山積みがある。


音楽をかけてやる。

心の中がグツグツ沸いてくるだろう。


グツグツグツグツグツグツグツグツ。

グツグツグツグツグツグツグツグツ。

グツグツグツグツグツグツグツグツ。

グツグツグツグツグツグツグツグツ。

グツグツグツグツグツグツグツグツ。

グツグツグツグツグツグツグツグツ。

グツグツグツグツグツグツグツグツ。

グツグツグツグツグツグツグツグツ。

さあペンをとれ!

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大問1

この数式を解け。

友情カケル夕日の坂道、転がってゆくのは熱い熱い、何だ? ヒントはかつての君が握りしめていたもの。


(答え)

夢だ。ああそうだ君とあの日。どこを目指して転がっていったのか。そんなこと知ったこっちゃない日々の。ただ、熱い熱い何かが転がっていったんだ。それが俺たちの夢で、この答え。それ以上でもそれ以下でもないもの。俺たちの夢、熱い熱い俺たちの夢。それが答えだ。


大問2

この図形をあらわせ。

赤い夕日の沈む街は人が賑やかである。賑やかさは現実味なんてあったものじゃあないよな。これじゃあまるで都会に映る蜃気楼のようだ。なにが本当かなんて分からない。なにが嘘かも。なあ君にもそう見えるだろう? 

さて、この蜃気楼はいったい、どんな形なのかわかるかな。


(答え)

俺は都会の蜃気楼となった。ネオン街に背中の小さく震える。

俺の世界なんて都会の底に広がる、ただ広がっている水たまりだろう。底をひたすら進めば下水管に流れ込むのさ。

やめてくれよ、田舎の家族が元気かなんて聞いてくれるな。心に穴が開いたじゃないか。今そんな話はしなくていいから。

俺は下水管を流れてゆくんだ。そう街の地下を。流れて流れて走ってゆくんだ。まったく、世の中ってのはそういう形をしているもんなんだからな。


大問3

次のことを証明せよ。

流れて流れて走ってゆくって? そうさ、走ってゆけばいいのさ。走って走って、生きてゆけばいいんじゃないか。


(答え)

そうさ、走ろうぜつまらない過去なんて笑い飛ばせばいいんだ。

走って走って走ってゆこう。都会の底を駆けずりまわればいいのさ。

いつの夢も、田舎の家族も、情けない俺だって。いいんじゃないか? ただ走って生きてゆけばいい。それで、たまの休みでも取れたらなお最高だな。


大問4

次の問いに答えよ。

なあそこの君、君の夢は何だ?


(答え)



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君ももっと勉強しときなよ。





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