自分の心の好きなように
自分の心の好きなようにするのが良いという言葉を聞く。
それ自体は良いことと思う。
ところで、その自分の心の好きなことというのは、今までの人生経験にあった出来事などからも形成されているのではないかと思う。
それでは例えば、今まで人生で美しい言葉や美しい物事に触れる機会がほとんどなくて、荒々しい物事に慣れていたら、どうなのだろうか。
ちなみに、ここでは荒々しいのが良い悪いと言っているのではないことは、前置きしておく。
つまり、その人は美しい物事よりも荒々しい物事に対して安心感を持つことも有りうるのではないかと思ったのだ。
例えば、私は叱られるのがふつうだったので、叱られると落ち着くこともある。
しかしながら、日々生きていく中で学んでいったり、様々な出会いを経ていくと、それだけが心地よいものではなくて、世界中にはもっと優しく美しい心地よい物事もあり、食わず嫌いしてきたな、もったいなかったな、というものも沢山あるのだ。
自分の心の好きな物事というのは、あくまでも今現時点での、過去の経験を元にした心地よさだけなのであって。
もっと学んでいけば、もっと成長できて、もっと自分の心にフィットする、心地よさや心の好きなものと出会えるのかもしれない、と思った。
つまり、言いたいことは、心の好きなものと出会うには、日々学んでいくことや出会いを大切にすることも、大事だと思う。ということ。
私もまた学び出会える、柔軟なひとになるように生きていこう。
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