詩を2つ(月の駄々聴く)

月の駄々聴く夜明け

月は煌々ともうすぐ明ける夜に輝く

秋の虫たちは各々の音を奏で ゆっくり歩くとまるで曲のよう

リーリー チョンチョン リリリ…

朝の赤うっすらとして 月はもう少し聴いていたいよと 小さな駄々をこねました


寝ぼけた街灯

明け方 寝ぼけた街灯が

ボンヤリ灯っていました

どんな夢を見ているのかな と

仲間の街灯たちはフフと笑いました




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