いつもイライラしている原因
普段からちょっとしたことでイライラしがちで生きにくさを感じる、そういった人も少なくないようです。ほとんどの人が、その原因は周囲の人や環境など、外部にあると考えています。だからイライラを収めるために、他人を何とかしようだとか、その場所から離れようとするかなどするものです。しかし何をしたところで、状況は変わるものではありません。あなたは依然としてすぐにイライラするという日常を、送り続けることになるでしょう。
それはイライラの原因は周囲にあるのではなく、自分自身にあるからなのです。自分で自分のことを否定していることが原因なのです。常に自分で自分に向かって、「お前はダメな奴だ」と蔑んでいるのです。それに自分で気づいていないのです。ですが誰かに否定されているという受動的な感覚はあるので、それに対してイラついているというわけなのです。いつも誰からか蔑まれているように感じているのです。イライラはもともと自分の中に潜在しているのです。それが外部からの何かの刺激によって、意識に上がってくるのです。どんなことでもそのきっかけになり得ます。普通で考えたら何でもないようなことでも、カチンときたりするのです。周囲の人間から見れば、訳のわからないことで不機嫌になる厄介な奴となってしまうのです。誰もそんな人間と付き合いたくはないでしょう。
何度も記事の中で申し上げていますが、自己否定とは、自分のことを認めていないということです。それに気づいて自分で自分のことを認めないと、一生イライラして他人のせいにしてはもめ事を引き起こすか、世の中から自分を遠ざけて孤独を選ぶかする一生を過ごすことになってしまいかねません。自分でその事実を認識して改めようとしない限り、そのような惨めな人生を送ることになってしまします。
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