くだらないの中に
作詞 星野源
作曲 星野源
星野源の曲の中で、多分一番好きな曲。
人は笑うように生きる。
くだらないの中に愛を見つけて。
笑う様に生きる、とも聞こえるし、
笑う用に生きる、とも聞こえる。
源さんの曲をいろいろと聴いたけど、
やっぱりこの曲が一番好きで、
この曲の星野源が一番自分の思う星野源だ、と思う。
初めて聴いたのは「夢の外へ」という曲。
私は多分、明るくてどこかさみしい歌が好き。
夢の外へを聴いた時も、明るくて楽しくて、さみしいと思った。
それに、源さんの音楽には
願いや祈りのようなものが込められている気がする。
たとえば親が子どもたちにすくすく育ってほしいと願うような、
たとえば明日お天気になりますようにとお祈りするような、
そんなささやかな願いや祈りが歌になったみたいだって思う。
それから、日々の営みを愛しているのが伝わってくる。
退屈かもしれない毎日に、せわしない生活のすぐそばに、
ちょっと踊りだしたくなるようなそんな音楽を添えようとしてくれる。
たまにどろっとしたものが流れてくることもある。
源さんはうつくしく取り繕いたいわけではなくて、
ありのままがいいと思っているのかなって、勝手に思ってる。
そしてみんな、星野源のありのままの姿がこうであることに
惹かれているのだと思う。
魔法という歌詞が好き。
だって魔法を信じている人にしか魔法という言葉は使えないから。
だれかの首筋の匂いをかいで、
「これ、パンだ」って思って、すごいなあって讃えあうのは
多分、私が思う、いちばん幸せな瞬間のひとつだ。
「不思議」と「喜劇」もかなり好き。
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