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展覧会の見方あれこれ

学生の頃から、なんだかんだと京阪神エリアの展覧会に足を運んでいる。そうした中で、自分なりの観覧スタイルのようなものが確立した。他にもこんなんもありますよ、というものがあればぜひ教えてほしい。

①予習する

「ラファエル前派展」とか「上村松園」とか、タイトルからパキッとわかるものなら調べておくほうがいいと思う。何も知らないよりは、ちょっとぐらい知ってるぜの状態の方が楽しめるはずだ。はあなるほど、こういう時代背景だから、こういう感じの絵を描くのね。みたいな感想を抱くことができる。せっかくなら元を取りたいので、それらしい感想を抱きたいところである。

西洋画に関しては、神話や聖書ネタを知っているとかなりお得だと感じた。日本画で言うと能や古典になる。(一緒かもしれない。)詰まるところ教養主義のようになってしまうが、あってなんぼだ。


②全部じっくりみない

展示をずっと集中してみれる人は良いのだが、私は後半になると中々集中力を保つことができない。個人的には展示数80がベストだが、多いところだと150ほどにのぼることもある。普通にしんどい。

なので、私がよくやるのは、とりあえずザーッと全部みてから気になるものを一度戻ってじっくりみるやり方である。目録を手に取って、鉛筆などで印を付けたりしても良いかもしれない。展示の1番目から最後まで順番にみる必要性というのはないので、自由にみればいいと思う。主催者側が意図して、作者の時系列順に配置していることもあると思うが、すみませんという感じ。


③なんか買う

大体、何かしら買っている。私はポストカードを集めているのでそれは必ず買う。あと気に入れば図録を買う。ミュシャ展はめっちゃかわいかったので、栞とか買えばよかったと後悔している。


④なんか食べる

大体、何かしら食べている。京セラ美術館と細見美術館の近くには、菓子・茶房チェカというお店がある。かき氷が美味しいので、全員行けばいいと思う。京都国立博物館の近くには、開化堂カフェというところがある。チーズケーキが美味しい。福田美術館の中にはパンとエスプレッソがある。チーズケーキが美味しい。コーヒーゼリーサンデーも美味しかった。とにかく甘味が欲しくなるので、ひとりでよく食べている。

大抵の展覧会は2000円も払えば、めちゃすご絵画等をみることができるのでコスパがいいと思う。
できれば大阪や神戸も行きたいところなのだが、現状ではかなり厳しい。さっさとコロナが収束して、気兼ねなく行ける日を待つばかりである。

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