母との面会
6/15に老健に戻り6/17の直接面会を経て6/29に再度面会をして来ました
(暑くなり父の体調が安定せず昨日ようやくです)
今回はガラス越し面会(コロナ感染対策で建物の中と外で電話で会話)です
面会の予約を入れる時に職員さんが「前回は看取り前の特例だったのですが、車椅子に座れるようになったので今回からは通常のガラス越し面会になります」と申し訳なさそうに説明してくれましたが、それは母が元気になったからなのでむしろ嬉しかったです
車椅子を押されて母がこちらへ近づいてく来ると私たちを見つけて手を上げています!
職員さんが電話を母の耳元に
(ガラス越しなので大きな声で話せば直接でも聞こえるのですが)
父が名前を呼ぶと嬉しそうに頷き、そして体を少し前に自分からガラスに手を伸ばす
父がそこへ手を
2人の手がガラス越しに重なって
…
「元気になったね、頑張ったんだね!」
父の言葉にうんうんと何度も頷く母、そして「パパ…」と言葉が
「Yさん!良かった良かった…」
母の生きようとするチカラに驚かされました
15分ほどの面会は職員さんまで巻き込んでみんな笑顔(ちょっと涙)
母も元の顔(表情)を取り戻したとまではいかないけど、入院している時に別人のようだったことを考えたら随分変わった
目に光が戻って家族のことはわかっていた
母は言葉はほぼ出なくて、左手も麻痺が出ているけど、足は動かせるようになって、手を貸せばベッドから車椅子に移動ができる状態なので、リハビリも始まったとのこと
「看取りで再入所だったのでスケジュール組み直しました。なのでパジャマではなく着替えもさせてあげたいので動きやすい服を持って来て欲しい」と言われ(嬉しい大誤算!)父を家に送った後服を買ってそのまま、また届けに行きました
職員の方とお話しして
「こんなに回復された例は本当に稀です。私たちもお世話していて嬉しくなります」とお言葉をいただいた
それからつい私が「退院して戻って来れて、母も嬉しくて頑張ってくれてるんだと思います」(病院の対応があまり納得いっていなかったこともあって)と言った事に
「病院は病気を治す所、ここは生活のお手伝いする所。やることが全く違うので、病院で治療をしっかりされたから今があるっていうのも…」と話してくださって、それには本当に気付きをもらえました
悪い方へばかり目が行くけど、その通りだと
夜中に救急で運ばれて受け入れて治療をして生かしてくれた病院への感謝はどこへ行っていたのか…
悪いところばかり見てしまっていた事に反省しました
この状態がいつまでも続くとは思ってはいないけど、母は今を穏やかに過ごせているようです
そしてこの状況は私や家族だけではとうていしてあげられなかった事
ケアマネさんをはじめ老健の職員、看護師、先生、全部日本の老人福祉の恩恵です
みなさんの税金で助けていただいています
ありがとうございます(ほとんどの方には届かないけど感謝しかありません)
とにかく昨日は本当に嬉しかったのでご報告させていただきました
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