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ICL手術(眼内コンタクトレンズ手術)レポ

念願のICL手術(眼内コンタクトレンズ手術)を終えて1か月ほど経ちました。
手術後の今は、両目視力が1.3~1.5くらい。
結論、思い切ってやって本当に良かったです!
これからICL手術を検討している人の参考になればと思いnoteを書きました☺

ICL(眼内コンタクトレンズ手術)について

  • 虹彩と水晶体の間に人工のレンズを入れる手術

  • レーシックとは異なり、角膜を削らないので強度近視や角膜が薄い人でも施術できる

  • もし今後視力が悪くなったり、万が一身体に合わない場合にはレンズを取り出せる。

  • 一度レンズを入れたら半永久的に視力が回復する(視力の安定性が高い)

  • 費用は両目で大体60万円前後

手術を受けることにした理由

わたしは生まれつき目が悪く、小学生の頃から15年近くコンタクトレンズ生活でした。
でもコンタクトレンズって酸素の透過率の問題などで目に負担がかかっているので、正しく使っていても20年~30年で限界が来るそうなんですね。
なのでいつかはコンタクトレンズを卒業しないといけないな~とは長年思っていました。
しかも私はかなりの強度近視で、レンズ度数は両目ともにー11.5。
(※これだけ強度近視だとレーシックはまず無理)

この度数、どれくらいやばいかというとコンタクトレンズメーカーが作っている市販レンズの最大度数が-12まで。それを超えると需要が少なすぎて、特注で作ってもらわなければいけないらしいです。市販で買えるギリギリ。

ちなみにメガネ姿だとレンズが分厚すぎて目がしじみサイズになるので、同一人物だと認識されない事案が発生します。(笑) 
そして悲しいのが、こんなに分厚いメガネをかけても矯正視力は0.7程度。

まぁそんな生活をずっと続けてきたわけですが、なぜ今にしてICL手術しよう!と決断できたのか?それはひとえに出産・育児というライフスタイルの変化が大きいです。

「もし災害などの非常事態になってコンタクトが出来ない生活になったら、私はこの子を守って生活できるのか?」
「そういえばコンタクトレンズってめちゃめちゃ子供が誤飲しやすそうなサイズ感と形だよな・・・」
「コンタクトしたまま赤ちゃんと一緒にお昼寝したら目がゴロゴロしてその後が辛すぎる!!(そしてこういうことを繰り替えすから目に負担がかかる)」

あと、目が悪すぎてメガネがどこにあるかも分からないので、赤ちゃんが泣き叫んでいるときにメガネを変な場所に置いちゃって見つけられないときには本当につらくて。。

2~3年前にレーシック手術をした夫からの「世界が変わるよ!絶対やった方がいいよ!」「早くやればやるほど自己投資としてはお得だよ!」(←まぁたしかにコンタクトレンズ代年間3万円くらいかかるし、納得)
という後押しもあり、今年手術することを決意しました。

どこの眼科で手術することに決めたのか

私は富山県小矢部市の「たがわ眼科」さんで手術しました。
おそらく北陸では田川先生より実績のある先生はいないと思います!
いつも診察室は人でいっぱいでしたが、時間をしっかり取って丁寧に説明してくれる良い先生でした。

手術までの流れ~手術当日

カウンセリング
ICL手術できるかどうかのチェック、この時点では無料

精密検査日1週間前~コンタクトレンズは装用禁止
正しいレンズを発注するために絶対目に異常があってはいけないため。この1週間はメガネ姿で生活しなければいけないので辛かった。。唯一の救いはzoomにサングラス風フィルターがあったこと。そのおかげでシジミ顔を晒さないで済みましたw

精密検査(手術の約1か月前)
レンズを作るための精密検査。2~3時間くらい。眼球を抑えつけられるのが、目が飛び出そうな感じで結構辛かったです。痛みはなかったです。

レンズが届くまで2~3週間

手術の3日前~ コンタクトレンズ装用禁止
送られてくる目薬を1日4回ささなければいけない。絶対忘れてはいけないので、気を付けて生活していました。

手術日当日
簡単な検査をして、手術の2時間前くらいから瞳を開く目薬を一定回数さしていきました。目薬の効果でだんだん視界がぼやけていくのですが、ぼやける限界までは普通にスマホを見て大丈夫でした。
手術の1時間前くらいから眼圧の上昇を抑えるための点滴をして、リラクゼーションミュージックがかかった部屋で横になってゆっくり過ごしました。(私はこの時点で普通に寝落ちしてた)

手術前に看護師さんから「お守り持つ?」と言われて「はい!お願いします!」と言ったらセシルマグビーのノベルティのくまちゃんぬいぐるみを渡されて笑いました。

手術中
手術室はKポップやら安室ちゃんの曲がかかっているリラックスした雰囲気。
麻酔の目薬を最初にさすからか、手術中はまったく何も痛くなかったです。
なんなら精密検査の方が苦しかった。(笑)
ボヤーっとした光を見ながら先生の指示に従って目を上下左右に動かしていたら、両目あっという間に終わりました。たぶん手術時間としては30分もなかったです。
手術が終わった瞬間からもうくっきり見えて、「うぉぉぉぉぉーーー!」と小さく感動、、!
その後また身体を横にして15分くらい休んで、視力検査をして終わりでした。

手術直後~今までの経過

手術直後・当日
くっきり見えるものの、まぶしさと涙の量が多くなってる影響でほとんど目が開けられなかったです。
手術後は旦那さんが車で迎えに来てくれましたが、あの状態だとたぶん自力では金沢まで帰れなかったと思います。。
帰りの車ではトンネルの中だけかろうじて目を開けられたので、「前の車のナンバープレートが全部くっきり見える!!!うわぁぁぁ!!!」と興奮してました。
その後家に着いたあともスマホの画面すら一番暗い設定にしてもまぶしくて見れず。
最低限の育児と家事だけやり、あとは夫任せで早々に寝ました。

手術後1~3日
次の日は起きた瞬間から目が開けられるくらいまで安定しました。
明るいものを見るのはまだ辛いけど、スマホの画面は暗めにすれば見れるくらい。
あといきなり視力が上がりすぎたからか、酔って気持ち悪い。

手術当日と翌日はデスクワークNGという注意事項があるのですが、私はこの注意事項を舐めて翌日から普通に仕事してました。
結果、どうなったかというと夕方から目がめちゃめちゃ痛くなって、またスマホも見れない状態になってしまい。
病院に行った方がいいかな!?と心配するレベルで痛かったですが、少し寝て目を休めたら良くなったので、おそらく眼精疲労でした。(笑)
これからICLする方は翌日のデスクワークはほどほどにすることをオススメします。。

3日目からはやっと純粋に視力の向上を楽しめるくらいの余裕が出てきて、いろんなものを見て感動してました。
特に感動したのが、太陽の光を浴びてキラキラしながら、風に揺れる葉っぱ。
こう書くとポエマーみたいですが、4K映像を見ているような、映画の中の世界にいるような、本当にそんな気持ちになれます。

手術後1週間~
手術から1週間後に術後検診があります。
わたしは目がまだ少しゴロゴロしていたのでそれを相談したら、「入れたレンズが少しだけ目に対して大きいから違和感があるのかもね~でも徐々に落ち着くし、検査的には問題ないよ」と言われました。
その後も多少のゴロゴロを気にしながら過ごしてましたが、3週間後には消えました。
とりあえず術後検診で問題ないと分かったので、アイメイクは1週間後から普通にしてました。

あとはICL手術受けた人が直面するのが、「保護メガネいつまでかける?」問題だと思いますが、私の場合は1週間半くらいで辞めました!
眼科やICLについて書いてあるサイトでは手術後4週間の保護メガネ着用を推奨していることがほとんどですが、保護メガネかけて赤ちゃん抱っこすると絶対メガネを奪おうとしてくるんですよね。。なので逆に保護メガネしてるほうが危ないという状況もあり、早々に外しました。
早々に外しても個人的にはあまり問題なく過ごせています。(あくまで個人の判断なので、おすすめはしませんが)

手術後1か月くらい経った感想

手術から1か月経った今は、裸眼で目がいい人と同じような生活が出来ていてすごく快適です。
ドライアイもないし、夜の運転も全然できるし、手術を受ける前にイメージだけで心配してた副作用的なものも全くないです。
目の中に直接レンズを入れるという、当時だったら「なんてクレイジーな奴なんだ!」と言われるであろう方法を発明した人に感謝。
そして、それを改良しつづけてここまで安全性の高い治療にしてきた方々に感謝。現代医療はスゴイ。
受けるか迷ってる人がいたら、私は自信を持ってICL手術おすすめします!


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