この時期のお楽しみ、今年も千葉に梨狩りに行ってきた
コロナ禍に入ってからというもの、夏休みや連休があっても遠出ができず、大人はともかくとして子供が可哀想で可哀想で。
とはいえ感染症が相手なのであまり身勝手なことも出来ず、許される範囲で子供が楽しめそうなイベントを必死こいてひねり出す毎日を送っている。
だがしかし、この時期はたいしてお金もかからず、割りと近場なので時間もかからず、それでいて大人も子供も楽しめる鉄板イベントがある。
それは千葉県での梨&ぶどう狩りだ。
我が家は東京の東寄りなので、京葉道路をちょっと進めば千葉県なのだが、この千葉県というヤツがプチ旅行を計画するのに至れり尽くせりな土地なのである。
エリアにもよるが、海も山もあるし、都会っぽい場所も多いし、コースの組み方次第で非常に満足度の高い1日旅行が楽しめる。
その代表格が、松戸~鎌ケ谷一帯の梨園&ぶどう園なのだ。
この辺りの梨がべらぼうに美味しいと気付いて以降、我が家では「梨が食べたくなったら千葉」というお約束が生まれ、今では行きつけの果樹園があるほど。
前にも何かで書いたけど、東京人って東京から近いとあまり美味い物がないのではないかと勘違いしているところがあって、探せば近場にハイグレードかつCPに優れた名物があることを見落としがち。
この松戸エリアの梨というのは、まさにそういう見落とされがちな逸品なのではないかと思う。
私の中で松戸というと暴走族やヤンキーのイメージが強烈だったのだが、いまやフルーツ天国に上書きされている。それくらいここの土地の梨はうんめえ。
こちらが我が家が 「梨が食べたくなった時の駆け込み寺」 に認定した果樹園である。梨狩りとぶどう狩りをやっていて、一時期はコロナ対策で持ち帰りのみだったのだが、今年からはブルーシートを持ち込んでの食べ放題を再開している。
園内に入るとこのようにネットが張られており、食べ放題用のエリアと、持ち帰り用のエリアが分けられていた。
こんな感じで品種の説明書きもあり、より詳しい情報は案内してくれる係のひとがめちゃめちゃ丁寧に教えてくれる。
ここは個人経営の果樹園だと思うけど、こういうオペレーションのレベルがとても高い。それもこの果樹園を気に入った理由のひとつだ。
存在がそこまで知られていないのか、あまり混まないようなので、フルーツ狩りに慣れてないひとに特にオススメしたい穴場である。
皆様からの金銭サポートがあると、子育てに追われる哀れなオッサンの生活がいくらか楽になると思わせておいて、息子の玩具やお菓子や遊園地代で殆ど溶けます。