ジェンダー法学会、ヒューマンライツナウ……トラブル続きでリベ&フェミの信用失墜(2)
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ジェンダー法学会、ヒューマンライツナウ……トラブル続きでリベ&フェミの信用失墜(1)
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ジェンダー法学会、ヒューマンライツナウ……トラブル続きでリベ&フェミの信用失墜(2)
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ジェンダー法学会、ヒューマンライツナウ……トラブル続きでリベ&フェミの信用失墜(3)
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ジェンダー法学会と谷口真由美氏・谷口洋幸氏の大失敗
広河問題に進む前に、まずはTSUNAMIの暴走と、それを止めもしなかったジェンダー法学会及びフェミ・リベラル陣営に対する疑念についてひとつだけ追記させていただきたい。
ジェンダー法学会の理事であり、問題が起きたシンポジウムの司会進行だった谷口真由美氏は、シンポジウムでのTSUNAMI暴走事件について自身のFBで以下のように発言している。
あの場においての進行の責任は企画責任者であり、司会進行をつとめた谷口真由美と谷口洋幸の両名にあります。MeToo発言をされた方を貶めたり、侮蔑したり、また、ジェンダー法学会に対してのカルト的であるというような感情的な非難に対しては、断じて許されるものではないとここに述べる次第です。
2018年12月6日
谷口真由美(大阪国際大学)・谷口洋幸(金沢大学)
https://www.facebook.com/100000433562500/posts/2143913278966437/
これは山口弁護士がTwitterで批判をぶち上げた直後に公開された文章で、谷口氏は当時現場でTSUNAMIの言動を間近で見聞きし、その上でこの全面擁護の姿勢を見せた。
後になって話が色々とめくれた(主にTSUNAMI自身の暴走のせいで)際に、このしょっぱなの擁護によって自分自身を鎖で雁字搦めにしてしまった感がある。
ようは谷口氏はTSUNAMIの問題発言はmetooだからと全面的に擁護し、TSUNAMIに実名を出され、公然とデマを流され、殺害予告とも受け取れる暴言を投げ付けられたた男性については「metooなんだからガマンしろ」と言ってしまった訳だ。
そして「刑事責任ナシと言われるまで精神疾患が悪化している女性を下手に庇うのは危ない」「殺害予告・犯行予告をmetooだからと認めるのか」「違法行為を擁護すると学会自体が疑われる」といった真っ当な指摘も多かったのに、それらに対して「感情的な非難に対しては、断じて許されるものではない」と、誰よりも感情的で目先の事すら見えていない残念すぎる反応を示してしまった。
これにより、自分自身で「ジェンダー法学会は反社・カルトでございます」と断言したも同然である。
とはいえ、ジェンダー法学会が人々の役に立った一面もある。それは感情的になって脊髄反射的に「味方を庇わなきゃ!」がどれだけ酷い結果をもたらすか、まるで寓話のように我々に教えてくれている点だ。
この谷口真由美氏は直後に起きた広河騒動でも名前が出て来る事になる。
広河隆一セクハラ騒動
DAYS JAPANの元編集長であり、人権派ジャーナリスト・戦場カメラマンとして、また原発反対運動などでも有名な広河隆一氏が、長年に渡ってセクハラを繰り返していたとの情報が文春にすっぱ抜かれた。
なんでも自身の立場を利用して、ジャーナリスト志望の女性などにセクハラ行為をしていたそうだ。
さて、この問題が取り沙汰され、TVニュースにまでなった際に、谷口真由美氏が報道番組にコメントを出していた。
谷口氏は『メディアにおけるセクハラを考える会』という組織の代表も務めており、その立場での発言だ。
「広河氏をかばう人たちがいて、あなたが悪い、このことは黙っていてというふうに声を封じられてしまった」
この谷口氏の言葉を解釈すると、広河氏のセクハラ行為は以前から知られていたが、人権派・リベラル・フェミといった業界内には、それを庇う人間がいたという事になる。
谷口氏はそうした人間達の言う事を聞いて、被害女性の存在から目をそらしていた訳だ。なんて罪深い人間なんだろうか。
しかも、谷口氏の声を封じるだけの事が出来るのだから、その人物はそれ相応の力を持っているという事になる。
そうでなければ、TSUNAMI問題の際にあそこまで強く言葉を発した谷口氏が黙っている訳がないからだ。
いま谷口氏がやるべきは、広河氏のセクハラについて緘口令を敷いていた人間の名前を出し、広河氏と共に社会に裁いて貰う事ではないのか。それとも、彼女はここでも進退を誤るのであろうか。
伊藤和子・HRNも大失態
まずはじめに、最近私のnoteやTwitterを見るようになったという方はご存知ないだろうが、私と伊藤和子弁護士は何年か前にバチバチに争った事がある。(結果的に和子ちゃんが逃亡)
その際のやり取りの一部はまとめとして残っているので、もしご存知なければそちらをご参照ください。
「秋葉原には児童ポルノや児童買春が溢れている」を巡る荒井禎雄氏と伊藤和子弁護士のやり取り
https://togetter.com/li/896556
このヒューマンライツナウ(以下HRN)の伊藤和子氏は、広河問題が明るみになるや、HRNのサイトから広河氏に関する記事をこっそり削除した。
だがそれがバレてビフォーアフターのスクショを公開されるなど追及を受けると、弁明の文章をサイトにアップした。
※削除された記事の具体例(これらはネットの拾い物である事を前置きしておきます)
【イベント】7/23(土)10周年記念イベント「世界と日本。これからの話をしよう」開催!
http://hrn.or.jp/news/7431/ (削除済)
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:QVzgCCqXHVcJ:hrn.or.jp/news/7431/
【メディア】3.11ニューヨーク企画のご報告とメディア掲載記事まとめ
http://hrn.or.jp/activity/1758/ (削除済)
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:rYqTqnnRDckJ:hrn.or.jp/activity/1758/
【イベント】3/7ニューヨーク国連本部「国連女性の地位委員会」に参加し、福島の女性や子どもを取り巻く状況をアピール!
3/8~広河隆一氏・森住卓氏による写真展も開催!
http://hrn.or.jp/activity/1730/ (削除済)
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:395D7vDaThAJ:hrn.or.jp/activity/1730/
【イベント】11/11開催◆広河隆一(フォトジャーナリスト)・高遠菜穂子(イラク支援ボランティア):
福島第一原子力発電所事故がもたらした人権侵害~今、求められていることは何か◆
http://hrn.or.jp/activity/1707/ (削除済)
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:N0P0y2Xf6coJ:hrn.or.jp/activity/1707/
※削除から弁明までの経緯
『伊藤和子氏のヒューマンライツ・ナウ。ホームページの活動記録から広河隆一がらみの活動記録を削除』とネットユーザの指摘→翌日『【お知らせ】広河隆一氏に関する報道について | ヒューマンライツ・ナウ』を掲載
https://togetter.com/li/1302761
さらにさらに、HRNは当初アップした文言を後に修正し、それがまた炎上の燃料になってしまった。
当初は「広河のセクハラに関する相談を、被害者から事前に受けていた(1)」と書かれていたのが、今は「報道される直前に相談を受けた(2)」に直されており、言葉の意味合いがまるで違ってしまっているのだ。
ところが、今回のケースでは事実が1だろうと2だろうと、どちらにせよHRNはとんでもない団体だという結論に変わりはない。それが何故かについては以下をお読みいただきたい。
事実が(1)「広河のセクハラに関する相談を、被害者から事前に受けていた」だった場合
→ 女性を、そしてmetooを支援する団体でありながら、セクハラに悩む仲間・同胞からのヘルプを握り潰し、広河の暴走を止めもしなかった
→ 結果、被害者は文春に助けを求めた
事実が(2)「報道される直前に相談を受けた」だった場合
→ HRNは女性の支援団体でありながら、セクハラや性犯罪被害に悩む身内にすら相談して貰えない存在だった
→ 結果、被害者は文春に助けを求めた
お分かりいただけるだろうか、結局のところ伊藤弁護士がどう弁解しようとも、HRNは身内にすら頼って貰えない団体なのである。
それもそのはずで、上の谷口氏のコメントと合わせて考えてみて欲しい。
谷口氏いわく、リベラルだフェミだといった界隈には、広河という特権階級にある男性が存在しており、その男性の特権を守っていたのは谷口氏をはじめとする「権威の暴走に対して文句も言えない女性」である。
だからこそ必要とされるのがmetooだと思うのだが、谷口氏の口ぶりでは相手がリベ・フェミ界隈の権威となると、metooよりも優先度が上位に来てしまうそうだ。
あえて汚い言葉を使わせていただくが、お前らがmetooを語る資格はないから、広河を非難できなかった、仲間に言われて見て見ぬふりをしたヘタレは、とっとと看板を下ろせ。
フェミ・リベ界隈の先輩女性らがこの始末なのだから、HRNのような団体があったとしても、「身内だからこそ信用できない」となり、相談窓口として選んで貰えなくて当たり前ではないか。
これについては、当の伊藤和子自身が盛大な自爆をしているので、ぜひこの一文をお読みいただきたい。
この弁明の中で、伊藤弁護士はこのように述べているが、ここに大きな矛盾がある。
「※ なお、ヒューマンライツ・ナウ関係者は被害者の一部の方から記事が掲載される直前に、告発に関わる相談を受けていました。
性被害の告発は、報道直後に二次被害が発生することが多々あり、告発をされた当事者に社会的名声がある場合、その業績を強調して匿名で名乗り出た被害者の信ぴょう性を疑問視したり、被害者を傷つけることがあります。
そうした材料を提供するのは適切ではないと判断し、同氏に関する記載を非表示にする扱いを取りました。」
これは修正した後の文章なので、これを元に批判するならば、流石の和子ちゃんも逃げ場がないだろう。ここで注目すべきは下記の一文である。
「性被害の告発は、報道直後に二次被害が発生することが多々あり、告発をされた当事者に社会的名声がある場合、その業績を強調して匿名で名乗り出た被害者の信ぴょう性を疑問視したり、被害者を傷つけることがあります。そうした材料を提供するのは適切ではないと判断し、同氏に関する記載を非表示にする扱いを取りました。」
ようは、HRNのサイトから広河氏に関する記事を削除した言い訳をしているようなのだが、正直に申し上げて日本語が不自由過ぎて何を言っているのか分からない。
何故なら、文章の前半と後半が繋がっていないからであり、これは典型的な「何か誤魔化したい事があったり、ウソをついている人間の手法」だ。
この分かり難い文章をもっと細かく分解して噛み砕いてみよう。
(A)「性被害の告発は、報道直後に二次被害が発生することが多々あり」
性被害の告発と二次被害という事なので、セカンドレイプ的な話がしたいのかなと伝わって来る。次のBはその補足だ。
(B)「告発をされた当事者に社会的名声がある場合、その業績を強調して匿名で名乗り出た被害者の信ぴょう性を疑問視したり、被害者を傷つけることがあります。」
この部分はセカンドレイプが起きる理由の説明になっている。
告発された立場の人間に社会的地位がある場合、大きな業績がある場合、それが隠れ蓑になり、告発者の言葉が信用されなかったり、心ない言葉をぶつけられる事もあるといった内容だ。
ここまではちゃんと話が繋がっているのだが、問題となるのが続くCである。ここが伊藤和子のウソの部分であると指摘させて頂く。
(C)「そうした材料を提供するのは適切ではないと判断し、同氏に関する記載を非表示にする扱いを取りました。」
”そうした材料”とは、A・Bで言うところのセカンドレイプに繋がる材料という意味だろうが、広河隆一とは伊藤和子らが属する界隈では頭一つ飛び抜けた有名人である。
よって、いまさらHRNのオフィシャルサイトから記事を削除しようが、大勢に影響はない。
また、報道の後に広河氏がDAYS JAPANの代表取締役や、沖縄問題系のNPO団体の名誉理事長を解任されている事を考えたら、明らかに広河氏は黒である。彼にどんな業績があろうと、その部分は疑いようがないので、セカンドレイプに繋がる可能性は極めて低い。
仮に広河氏が身に覚えのない罪を被せられようとしているのであれば、ここまで早く解任劇が起きてはいないだろうから、あの界隈の人間はずっと前から広河問題を知っていて、だからこその素早い対応だったと考えるよりない。
したがって、(A)と(B)はHRNがオフィシャルサイトから広河関連の記事を削除した理由にはならないのである。
こうした点と、HRNが広河記事をこっそり全削除した後、散々ツッコミを受けてからアップした弁明がこれだったという事実とを照らし合わせて考えると、HRNの真の目的はそれじゃないんだろうなという事がアホでも分かる。むしろ本来の目的のために、広河氏のセクハラ被害に遭った女性達を盾にして、記事削除を誤魔化そうとしているだけのように見えてしまう。
加えて言わせていただくが、この弁明はHRNにとって致命傷となる可能性すら秘めている。
何故ならば、相手が著名人だったり、権威だったりして、性被害の告発が出来ないでいる女性に勇気を与えるためのmetooだからだ。
それをHRNは、伊藤和子は、広河氏が権威・著名人である事を理由に、被害者と共に戦うという選択肢を選ばなかった。
それどころか上で説明したように、被害者を盾にして広河氏とHRNとの間に密接な繋がりがある証拠を消そうと隠蔽工作を企んだ…………としか思えないイマイチ意味の分からない弁明をしている。(あくまで個人の見解です)
これはどう考えてもmetoo自体を否定したも同然の悪手なのではないのか。
もしHRNのような塩対応が業界内で批判されないならば、そりゃ何かあった場合の相談窓口にリベフェミ系団体なんか選ばれないだろう。
何故なら、リベ・フェミの同胞だからこそ、相談するまでもなく「業界の権威に犯されてもリベ・フェミ団体は助けてくれない」と知っているからだ。
それにしても、アレだけ男に対する恨み節を口にしておいて、そして男だから女だからと幼稚なロジックを振りかざしておいて、自分達の所属する業界の権威のオッサンが女にセクハラしようと立場を利用して犯そうと文句のひとつも言えず、むしろ進んでオウムの麻原のような立場に祭り上げてしまうとは、カルトじゃなきゃ何だと言うのか?
教祖様のイニシエーションだから、セクハラでもレイプでも無いとでも言いたいのか?
え、お前らの言うmetooって一体何だったの?
(続)
皆様からの金銭サポートがあると、子育てに追われる哀れなオッサンの生活がいくらか楽になると思わせておいて、息子の玩具やお菓子や遊園地代で殆ど溶けます。