ただ「ご褒美にシュラスコが食べたい」と言っただけの息子をブラジル人街に放り込むオフ 大泉でシュラスコ編
ただ「ご褒美にシュラスコが食べたい」と言っただけの息子をブラジル人街に放り込むオフ
佐野で厄除けラーメン編 https://note.com/oharan/n/n3ae5c8ebab0a
大泉でシュラスコ編 https://note.com/oharan/n/n711df27bcc33
さて、前回はただただ「今日の晩御飯はお肉をいっぱい食べたいからシュラスコがいい」と言っただけの息子を拉致し、栃木県の佐野市まで連れて行ったところまでをご紹介した。
大師さんでの厄除けはともかくとして、息子は美味しいラーメンを食べ、私を相手に心ゆくまでキャッチボールを楽しみ、とってもごきげん。
私は息子のノーコン大暴投を拾うためにダッシュしまくり、アラフィフのポンコツボディが全身悲鳴をあげている。
そんな状態だったので、このまま大泉のブラジル人街まで行ってもすぐにシュラスコなど食べられるはずもないため、途中でスーパー銭湯などに立ち寄り身体を休める。
なんとか体力が回復した頃には、もう日が落ちる時間になっており、慌てて本日の目的地である大泉へ。
話はそれるけれども、私は10代の頃に諸事情あって家出をして群馬界隈を転々としていた時期があったのだが、その頃によく遊びに行っていたのが太田である。
当時の太田駅周辺はそれはそれは巨大な風俗街で、日中は山の中の何を作ってるのかよく分からない工場のレーンに立たされ、終業のサイレンがなるまでひたすらベルトコンベアを流れてくる謎のパーツに謎の部品を打ち込むという謎な仕事をし、日払いの給料を握りしめて太田の安ピンサロでウホ♪というのが日々のルーチンであった。
で、私は今日の目的地の大泉を太田市の街だと思い込んでいたのだが、よくよく調べてみたらお隣の邑楽郡なのね。完全に太田だと思い込んでいたのでびっくりした。
埼玉県の行田が田舎だというのに、近隣の太田と大泉の位置関係も分からないとはお恥ずかしい。やはり利根川を渡ったら違う国なんだなと改めて思い知った次第である。
それはともかくとして、大泉のブラジル人街と呼ばれている一角に入った途端に街頭が極端に少なくなって、まだまだ営業中のお店がいっぱいあるのに真っ暗で怖いんだけど!(スマホのカメラが無駄に高性能なせいで明るく写ってますが実際には真っ暗です)
お店の感じも日本ではない雰囲気で、異国感たっぷり。
お目当てのシュラスコ屋さんの隣にはブラジル人向けのスーパーが2軒あり、どちらもこんな感じで薄暗い。海外ドラマでしか見かけないようなビジュアルである。
店内はブラジルの物と思われる商品が殆どで、棚の並べ方から何からすべてが日本とは思えない。さすがブラジル人街と呼ばれるだけの事はある。
特に印象的だったのは店の奥にあるお肉売り場で、日本のお肉屋さんと明確に違うのが「ブロック肉主体である」という点だ。日本の場合は薄切りにされたお肉がメインだと思うが、ここでは薄切りを頼む場合はいちいち切って貰わないといけないみたい。
そんな中でも堂々と自分の居場所を作っている味の素さん。
その名が五大陸に響き渡る実力者である。
ブラジル系スーパー巡りをしている内になんだかお腹が減って来たので目的のお店へ。営業中なのにやっぱり薄暗い……。大泉町はもう少し街を明るく照らした方がいいと思うんだ……。
さて、このお店で頼むべきはやっぱり食べ放題のシュラスコだと思われる。14歳の食べ盛りまで子供料金で "突破" できるというのが有り難い。
6,000円出せば飲み放題にも出来るのだが、正直シュラスコ屋で酒をがぶ飲みする展開にはまずならない。酒も入らないくらい肉を喰らうのがシュラスコというもんである。
また、シュラスコ以外の一品料理もあり、そっちのアラカルトメニューの方も少し気になった。普通のステーキ屋さんのような感じで出して貰えるようだ。
皆様からの金銭サポートがあると、子育てに追われる哀れなオッサンの生活がいくらか楽になると思わせておいて、息子の玩具やお菓子や遊園地代で殆ど溶けます。