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[今日の珍物件ちゃん] 立民塩村議員、「デマを流された!」と怒りの開示請求……が


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[今日の珍物件ちゃん]とは
長々と批判するまでもない珍物件を、あっさりさっくり切って捨てる(当noteにしては)シンプルな記事です。

無慈悲な開示請求宣言炸裂!

ホスト新法(仮)で動向が注目される立民・塩村議員。

彼女がX(旧Twitter)でデマを流されたとして、デマを流したユーザーに対して名誉毀損だから開示請求すると宣言して負の方向で話題になっている。

※消された時のためにスクショを貼っておきます

https://twitter.com/shiomura/status/1725655618374226146

ご覧のように、「妊娠したと嘘をついて男性から金を取った」という批判に対して「デマだ!」と言っているのだが、これは塩村の過去を知っている方からすると頭の中が「???」でいっぱいになるのではないかと思う。

というのも、これはデマでも何でもなく、TV番組『恋のから騒ぎ』で「塩村自身が発言した内容そのまま」だからだ。したがって、デマはおろか誹謗中傷・名誉毀損なのかどうかも怪しい。

なんせ情報元は過去の自分自身なのだから、それに対して「デマだ!開示請求する!」というのはかなり筋が悪いのではないだろうか。

というか、これでは「単なる訴訟恫喝ではないか」とつっこまれても弁解できない失策だと感じた。


自分で言ってる塩村議員

この塩村議員の(タレントとしての)過去の言動については、他にも色々と問題のあるものがあり、それらについて塩村自身が週刊誌の取材に答えた事があった。

豊富な男性遍歴を語る中で、「男とタダでは別れない」と、過去につきあった男性から慰謝料をもらっていたことを告白。「もらった額は最高で1500万円」と明かし、ゲスト出演していた泉谷しげる(66才)に、「お前詐欺師だな!」と言わしめたほどだった。他にも、「交際していた男性に、妊娠したとウソをついたことがある」と語り、さんまを愕然とさせたこともあった。

https://www.news-postseven.com/archives/20140626_262870.html?DETAIL

先ほどの発言主のツイートの内容は、TVで流れたこうした問題発言の一部を切り取った物だが、決してデマではないという事がお分かり頂けるはずだ。どう見ても「実際に塩村自身が言っている」のだから。

全文はリンク先で読んで頂くとして、この取材の中で塩村は自分でこう言っている。

「当時は放送作家になりたいという思いから、必要以上に話を大きく膨らませて、ハメを外しすぎた部分があったんです。たいへん軽率だったと反省しています」
(中略)
「私の過去の軽率な発言から、あんな心ない野次を浴びて、私に悩みを相談してくれていた女性たちをさらに苦しめることになってしまったのは、本当に申し訳ないです」

このように、自分の過去の軽率さを認めており、TVウケを狙って話を盛ってしまったと反省する姿勢を見せている。

では、問題となった発言のどこがどうデマなのだろうか。また、この記事の中で言っている「反省している」とか「軽率だった」という発言はウソだったのだろうか。本音ではデマだったという事にしてしまいたいとでも考えているのだろうか。

今回の塩村議員の「開示請求する」という言動は、どう解釈してもそのような疑いしか招かない失策中の失策である。


野党としての自分達の言動を考えてみては?

塩村議員に限らず、立民議員らは常日頃から与党(特に自民党)の議員に対して、何かスキャンダルや落ち度があるごとに「説明責任を果たせ」だの「まだ説明になってない、もっと謝罪しろ」といった具合に、貴重な国会の時間を割いてネチネチと攻撃を続けて来た。

であるならば、塩村は自身の過去の言動(デマではなく発言した事自体は事実)について批判が飛んで来たならば、自分達が言うように「説明責任を果たすべき」ではないのか。

「過去に週刊誌の取材で反省した」という事実はあるが、だからといって過去の失言が「デマである」とはならない。むしろ先ほど紹介した記事の中で本人が発言が事実と認め、軽率だったと支持者達に謝罪までしているのだ。

これのどこがデマなのか。
また名誉毀損なのか。

仮にこうした失言が自民党議員から発せられたものだったとしたら、塩村含め立民議員は何と言うだろう。何ヶ月も、場合によっては何年も引っ張り続けるのではないのか。

ないのか、というか実際にそうやって来たのが立民だろう。

塩村議員の今回の言動は、そうした自分達の手法を根本から否定する物であり、「民主党名物の特大ブーメラン」と呼ばれたお家芸に他ならない。

先にも言ったように、塩村議員は「これが自民党議員の過去の発言だったら自分はどう言うだろう」と想像して、公の場で発言すべきである。

取り急ぎ、名誉毀損で開示請求する、すなわち「訴えると明言してしまった」事を詫びるところから始める事をオススメする。


※ 本文ここまで
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