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ただ「ご褒美にシュラスコが食べたい」と言っただけの息子をブラジル人街に放り込むオフ 佐野で厄除けラーメン編

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ただ「ご褒美にシュラスコが食べたい」と言っただけの息子をブラジル人街に放り込むオフ
佐野で厄除けラーメン編 https://note.com/oharan/n/n3ae5c8ebab0a
大泉でシュラスコ編 https://note.com/oharan/n/n711df27bcc33


息子の運動会の振り替えで平日休みとなったある日。我々は急遽日帰り旅行をする事になった。

旅行だとは言わず、息子様に食事のリクエストを聞くと、「運動会を頑張ったからお肉食べたい。シュラスコ食べたい」というお返事が。

それを聞いた女房は即座に「よし、大泉のブラジル人街に行こう」と思い至ったらしい。意外と現実的な私からすると、この辺の三段飛ばしロジックの理解が未だに難しい。

しかし、ただ大泉(群馬県)のブラジル人街に行くだけじゃ面白くないので、せっかくだからお隣の佐野に行って厄除けもしようという事に。このところ家族揃ってロクな事がないので、この機に佐野厄除け大師様の実力のほどを試させていただこうではないか。


と、朝から車をすっ飛ばして栃木県佐野市までやって来たのだが、大師さんのすぐ近くに評判の良い佐野ラーメンの店があるという情報を入手したため、まずはそちらの開店を狙う事に……したのだが、開店20分前だというのに行列が!

店員さんに聞いてみると1ロット目の入店は難しく、小一時間待つだろうとのこと。先にご近所の大師さんに歩いて行ってくるかとも考えたのだが、後ろが詰まってて急かされるのは嫌なので、息子とキャッチボールでもして時間を潰すことに。

すぐ裏にだだっ広い芝生のある公園があったので、そこで息子とキャッチボールを始めたのだが、最近スポーツに目覚めた息子の相手をするのが地味にキツい。肩がだいぶ強くなったのにノーコンなので、いつも私が走り回らされるハメに……。

コント55号のネタで二郎さんが死にそうになりながら舞台を駆け回ってる姿が頭に浮かぶ。


私の体力の限界が訪れた頃、やっと我々の入店順が回って来た。いそいそとボールとグローブをしまい込んで店に向かい、中に入ってみると、郊外型のラーメン屋さんによくある思った以上に客席の多いタイプ。

後から調べたら、座敷を入れると70席以上あるらしい。


メニューは絞りまくっていて、とにかくラーメンを食えという圧を感じる。こんな少数精鋭なメニューでこれだけの客を集めるからには、それだけ味が良いということだろうか。

てか安いな!


車の運転は女房がしてくれるので、アタクシは朝から瓶ビールをイカせていただく。おつまみメンマはピリ辛味でビールと相性ヨシ。

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