[またインチキ児ポ論] 弁護士JPの児ポ記事が周回遅れで酷すぎる件(第4回)
[またインチキ児ポ論] 弁護士JPの児ポ記事が周回遅れで酷すぎる件
第一回 https://note.com/oharan/n/n7e214b54d457
第二回 https://note.com/oharan/n/nde5c64e59dc5
第三回 https://note.com/oharan/n/n0c7b1adf144f
第四回 https://note.com/oharan/n/n34249630d72c
記事を読み進めるために最低限必要な基礎知識
ツッコミどころが多すぎて当初の予定より大幅に文字量が増えてしまった当連載ですが、やっとの事で終わりが見えて来ました。これでやっとあの胸糞悪い記事を何度も読み返す生活から解放されます。
まずは、この連載を読み進めるにあたって最低限必要な基礎知識を得られるリンク集を貼り付けておきます。これらに目を通した上でお進みください。
※ 今回ツッコミの対象となる弁護士JPの元記事
https://mega80s.txt-nifty.com/ICPO.pdf
※ ICPOが2014年に提唱(というか警告)した、児童ポルノという単語が持つ問題点について
※ 児童ポルノや性的対象化など、フェミ活動家らがこれまでに関わって来た社会問題について非常に詳しくまとめられているページ
弁護士JPトンデモ記事へのツッコミ最終回!
さて、今回で最後なので残った気力を振り絞ってツッコミを入れて行こうと思うのですが、冒頭から問題記事およびその著者の、根本的な大間違い・インチキ・無知さが完全に露呈するトンデモポイントが現れます。
※ 今回も「――ポイント◯」と小見出しを付けた太字部分が弁護士JPからの引用、その下にツッコミを載せる形になっています。
――ポイント1
(1)ここまで見てきた児童ポルノは、映像メディア、印刷メディアによって製造、提供され、所持されるもの、つまり視覚に訴えるものに限られています。が、そこからこぼれ落ちるものも少なくないと思います。
(2)たとえば、セックスドール、セックスロボットといわれるもののなかに、その姿態が10歳前後~10代半ばの子どもにしか見えないものも存在しています。
※(1)(2)は荒井が加筆
お前は何を言ってるんだ?
過去の記事に何度も何度も書いて来たが、児童ポルノの何が問題なのかと言うと、それは「気持ち悪いペド野郎がオナニーに使うから」じゃないんだよ。「児童が性虐待に遭っている」から問題なんだよ。だからICPOは「児童・性虐待・記録物と呼べ」と10年も前に警告していたの。
この筆者には、その大前提となる部分が欠落しており、ハナから誤りまくった児ポという概念を振りかざしてこの記事を書いていた事がここでハッキリした。
この記事を書いた人間や、弁護士JPの編集部に、誰かひとりでも正しく児童ポルノの定義を理解している人間がいたなら、こんなバカみたいな記事が掲載され、また炎上という形で拡散される事もなかっただろう。
こいつらに少しヒントを与えてやるとすれば、私も場合によっては上の太字部分(1)のような文章を書く場合があるかもしれない。しかし、それに続く(2)は有り得ない。
何故ならば、セックスドール(いわゆるリアルドールなど)と児ポは全く無関係であり、セックスドール自体は障害者の性欲解消など、ある意味で介護の場でも使われる事があるような物だからだ。それに対して偏見を生むような言説はどうかと思うが、話が飛ぶのでここでは割愛する。
それよりも、児童ポルノ(児童性虐待記録物)の正しい定義が頭に入っており、また性被害に遭う児童を減らしたい、性犯罪を根絶したいと心の底から考えているのであれば、(2)の部分に繋げるべきテーマは「音声メディア」ではないだろうか。
「児童の性虐待の証拠は視覚に訴えるものだけではない。場合によっては音声メディアによって記録された物である可能性もある」どうしてこういう当たり前の話が出てこず、いきなりリアルドールの話にすっ飛ぶのか。
こういう部分から、この筆者も弁護士JPも本気で児童の性被害をどうにかしようなどと考えておらず、てめえのイデオロギーや嫌悪感を他人に押し付けようとしているだけである事が分かる。
これはこの連載で繰り返し使っている単語だけれども、ようは完全なるインチキなのである。少なくとも、この程度の知識しかない書き手に児童ポルノや児童の性被害について書く資格はない。
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