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[今日の珍物件ちゃん] れいわ・大石あきこ議員、とんでもデマをばら撒くも謝罪も訂正も出来ずに大炎上


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[今日の珍物件ちゃん]とは
長々と批判するまでもない珍物件を、あっさりさっくり切って捨てる(当noteにしては)シンプルな記事です。



れいわ議員、死人に口なし作戦大失敗

2016年7月26日、相模原市の知的障害者施設に賊が侵入し、入所者19人を殺害するという、筆舌に尽くしがたい事件が発生した。

この痛ましい事件を忘れないよう、跡地に建てられた施設では毎年追悼式が開かれている。

それに合わせて、その手の団体さん達も各地でデモ・街宣の類を行っているのだが、そのひとつにこんなものがある。

この活動自体に対しては特に何も言いたいことはないのだが、これにいっちょ噛みしようとした政治家がXで大暴言をぶちかまし、大炎上している。


コミュニティノート付きなので長くなってしまって申し訳ないが、れいわ新選組所属の衆議院議員・大石あきこが、何故か安倍晋三の名前を持ち出し、意味の分からないデマを垂れ流したのだ。

※念のためスクショも貼っておきます

見やすいのでスクショの方に注目していただきたいのだが、彼女は被害者を思って追悼の意を表明すればいいだけなのに、何故か故安倍晋三の名前を出し、おまけに「当時、安倍総理は、犯行を非難するコメントを出さずに逃げまくった」と、全く事実と異なるデマを吐いた。

ところが、安倍氏が事件直後にどういう発言をしたかについては、これ以上ない証拠が動画として残されていた。


故・安倍晋三は当時何を言ったのか

四の五の言葉で言うよりも、まずは以下の動画を見ていただきたい。

1分程度の短い動画だが、この中で故安倍氏はハッキリとこう述べている。

何の罪もない多くの方々が命を奪われました。決してあってはならない事件であり、断じて許すことができません。

お亡くなりになられた方々の御冥福を心からお祈りするとともに、ご遺族にはお悔やみを申し上げます。また怪我をされた方々の一日も早いご回復を祈っています。

この事件で被害者の皆さまや、そのご家族の皆さまを始め、多くの方々が大変な不安を感じられておられます。事件を徹底的に究明し、再発防止・安全確保に全力を尽くさなければなりません。

厚生労働大臣を中心に関係閣僚が協力して、施設の安全確保の強化、措置入院後のフォローアップなど、様々な観点から必要な対策を早急に検討し、出来るところから速やかに実行に移していくよう指示いたします。

内閣一丸となって対応してまいります。

https://youtu.be/GlpsQ88WDVQ?si=uz4Oc5HLiDMTD-G0


さて、ではもう一度れいわ・大石議員の発言を確認して欲しいのだが、彼女はこう言っている ↓ ↓ ↓

当時、安倍総理は、犯行を非難するコメントを出さずに逃げまくった

ええと、彼女はどんな世界線での話をしているんだろう?

故・安倍晋三のコメントは、考えうる限り総理大臣として完璧な物だったと評価できる。まず犯行を批判し、犠牲者の冥福を祈り、そして被害者や遺族に対して心配りをし、政府として今後どのような対策をするのかを具体的に述べた。

これのどこに問題があるのだろうか。

だがしかし、このれいわ・大石という人物は想像の斜め上を行く難物だった。なんとこの状況から「謝らない、撤回しない」という剛腕ぶりを見せ付けて来たのである。


見よ、これがれいわカルトだ!

現時点で相当胸糞悪いと思うが、もう少々お付き合い頂きたい。

コミュニティノートや直リプなどで山ほど批判を浴びた大石は、それを受けてこのような反応を示した。

これだけ見るとコンパクトにまとまっているが、全文スクショの方も貼り付けてみよう。

わぁ~~ながぁ~~い、メンヘラが書いた手紙のように真っ黒ぉ~~。思わずどこを縦読みするのだろうかと探してしまう自分がいる。

いやさ、もっと簡単な話でさ、「記憶違いでしたごめんなさい」の一言で済む話じゃん。それが言えれば、こんな海苔を貼り付けたかのような、もしくはテトリスかのような長文を書く必要ないじゃん。

どこに棒を差し込んだら4列消えるんだろう?とか思っちゃうビジュアルにする必要は全くないじゃん。

しかも「安倍はコメント出してるだろ」という当たり前のツッコミに対して「当を得ていない(とうをえていない=理屈が通らないといった意味)」という意味不明の日本語力を発揮。

当を得ていないのはアナタなのよ。

まず、故安倍晋三は事件直後にハッキリと批判コメントを発しており、なおかつ事件に対してどう考えているか、政府として今後どうするかを具体的に述べている。この時点でれいわ・大石の最初の発言は大間違いだという事が確定している。

だが、きっと彼女は謝ったらシヌ病なんだろうね、何とか謝罪や撤回をせずに済む方法がないか探した結果、このような読む気を失せさせる長文を書き、なおかつそこで盛大にゴールポストをズラし、さも「自分が間違ったのではなく誤読されただけだ」というポーズを見せた。

国民の知能を舐めてんのか。

さらに故安倍晋三の「措置入院」という単語に活路を見出したのか、その単語を使ったことだけを悪として、自分の意見が正しいと謎ロジックを展開。

ところがよくよく両者の発言を比べてみると、故安倍氏は

「施設の安全確保の強化、措置入院後のフォローアップなど、様々な観点から必要な対策を早急に検討し、出来るところから速やかに実行に移していく」

と、大石が言う措置入院時に警察の対応に不備があったことなども含め、施設の安全強化などと共に対応して行くと明言している。

対してれいわ・大石がどのようなことを言っているか確認してみると、なんと彼女は「植松死刑囚のような危険思想は精神治療(措置入院含む)では治せない」と述べており、じゃあどうすりゃいいんだよというモヤモヤした話にしかなっていない。ロボトミー手術でも強要するんか?

しかも文中に「優生保護法の在り方が引き起こした犯行」といった一文があるが、優生保護法は1996年に障害者差別であるとして母体保護法に改められた。よって、相模原の事件が起きた2016年には母体保護法はあれど優生保護法などとっくに消滅していたのである。こんな時系列すら無茶苦茶なのだ。

また故安倍晋三が優生思想の持ち主であるかのような記述が何度も出て来るが、その根拠となるエビデンス・データ・映像……などは一切ない。大石個人がそう思っているだけという、いわゆる「お気持ち事案」と化してしまっているのである。

何もかもてんこ盛りかよ。


という訳で、単に「事実誤認でしたごめんちゃい」さえ言えれば簡単な話なのに、謝れない、自尊心が無駄に高い、敵・悪を設定した二元論しか理解できないといった要素が重なると、人間はこうまで愚かになるのだというサンプルケースがまたひとつ増えてしまいました。

日頃は立民(脱糞民主党)や共産党、社民党辺りを批判することの多い私ですが、れいわカルト組も中々だなと改めてその底力を思い知った次第です。


※ 本文は以上です
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