「守りたいこの味」酒場の聖地・森下にあるあまりにも昔ながら過ぎる洋食屋さん（もりもり/森下/洋食）

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江東区の森下というと、呑兵衛的には酒場というイメージが強いと思うが、実はそれ以外の食文化にも恵まれた土地である。街としての規模は決して大きくないのに、清澄通りを中心として妙にレベルの高い飲食店があちこちに点在している。

今回ご紹介したいのは、そんな森下の名店の中でもあまり目立っているとは言えない、地元民以外はあまり行かないだろうなという洋食屋さん。

清澄通り沿いにあり、すぐ近くにはカレーパンの元祖として知られるパン屋・カトレアがあるという立地。

この外観からは学生街にあるようなキッチン形式のお店を想像するかもしれないが、実は昔ながらの個人経営の洋食屋さんで、何を頼んでも昭和の味に癒やされる、そんな名店なのでございます。

店内はこんな感じで、いわゆる小さなレストランといった趣き。壁に張り出された「カキフライはじめました」的な情報がオレサマを惑わせる。

メニューはこんな感じで、基本的にはメインのお肉料理＋サイドというセットがおすすめ。とはいえ1,600円くらいが相場になるので、安くも高くもないという微妙な立ち位置である。

ただ、ランチタイムに来るとほぼ1,000円均一のランチメニューが何種類もあるので、初見はそちらを狙った方が安心できるかもしれない……が、地元民で混雑している点は注意。

セット以外のアラカルトメニューも色々あるのだが、臨時収入があった時にお大臣使いしに来るイメージかな……。金額を気にせず注文しまくれる貴族階級になりたいな……。

とはいえ、最後の手段として2～3人で行ってシェアするという奥義があるのだけれども！