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月刊汁マガジン

元芸能記者、元AV監督などなど流浪の人生を送るフリーライター荒井禎雄が、時事ネタ・地域批評・グルメなど様々なジャンルの記事を書いています。 [特に高評価された話題] ・表現規制…
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#浅草橋

結果的に2024年の呑み納めとなった息子とのもつ焼きデート(西口やきとん/浅草橋/もつ焼き)

2024年はクリスマスのタイミングでインフルエンザが家庭内で蔓延してしまい、その後も追加オプションを喰らいまくって年を越し、復活したのがつい先日という有り様だった。 そんな悲惨な年末を過ごすことになる直前、私は息子と2人だけで夕飯を食べることになった。何がいいか聞いてみたところ「西口やきとん!」とまさかの店指定。 普通は肉か魚かとか、和食か洋食か的な答えが来るはずなのだが…… まあでも息子がそう言うならばと、子供ウェルカムな珍しい酒場、浅草橋の西口やきとんさんへ。 こ

小学生の子供を連れて家族でもつ焼き屋に通い倒すDQN一家がこちらです(西口やきとん/浅草橋/もつ焼き・居酒屋)

だってしょうがないじゃん、息子がもつ焼き大好物なんだもん! と、自分で書いた記事タイトルに対する逆ギレ言い訳から入るという新しい手法を取り入れてみたのだが、意外と世間体など気にする小心者の私としては、家族でもつ焼き屋というのは非常にギリギリな線である。 なにげに育ちのいいおぼっちゃまであったアタクシは、子供の頃に「小さな子供が行っていい店・悪い店」を明確に躾けられていたので、子連れでもつ焼き屋なんてクソDQN一家がやる事であると思って生きて来た。 いやあ、そのクソDQN

こんな不快指数MAXな季節は安酒をピッチャーでがぶ飲みするに限る!(串屋横丁浅草橋店/浅草橋/もつ焼き)

いやもうコロナと疑われるお病気が良くなったと思ったら灼熱地獄ですよ奥さん。天がオレサマをコロしに来ている。 だが座してシを待つほどアタイは素直ではない。こうなったら徹底的に抗ってやろうじゃないか! という訳で、向かった先は浅草橋の串屋横丁さん。ここは過去に何度か取り上げているけれども、お肉屋さんが運営するもつ焼きチェーンである。 チェーン展開しているもつ焼き屋の中では、クオリティもコスパも優れており、入る店に悩んだらとりあえずここに行っておけば間違いない。 で、このお

オープン以来ずっと気になっていたベトナム料理屋にやっと行けた!(フォー ベト クアン/浅草橋/ベトナム料理)

もうかれこれ2年以上前になるだろうか。世間がコロナ禍でバタバタしている時期だったと思うが、浅草橋でベトナム料理屋が新規オープンしているのを発見。 だがしかし、時期が時期であるし、そもそも息子がエスニックに拒絶反応を示すため、気にはなるのに行く機会が全く作れず……。 それが最近は息子がスポーツに熱中し出し、夜の練習などで帰りが遅い日が増えたため、夫婦2人だけで好き放題ヤレるチャンスが増大。 という訳で、そんな息子のいない大チャンスを逃すまいと、ママチャリを疾走らせて浅草橋

居抜き開店と同時に迷走していたお店が安定期に突入?(浅草橋 川の味/浅草橋/四川料理)

昨年の11月に、浅草橋で居抜き開店直後の大混乱している中国料理屋さんを発見した。 思わず記事にしてしまったのだが、まず表と中とで店名が違うし、表にデカデカと張り出されていた「餃子専門店!1,980円で飲み放題!」なんてものも存在していない。 この時はコスパ良く餃子で一杯引っ掛けたい気分だったのだが、中に入ってみたらド直球の四川料理屋であり、お値段もそこそこ本格的なお店の "それ" であり、こちらが求めているものとあまりに違いすぎて大混乱。 しかし四川料理屋としてはとても

浅草橋の闇シリーズ第二弾、色々とおかしいのに味は一級品な謎の四川料理屋

息子を置いて夫婦水入らずで呑める事になったある日、我々は作戦会議をするために1次会として浅草橋の立ち飲み屋に入店。 ここは立ち飲み屋ならではの狭小テナントなのだが、メインのおでんの他に一品料理も色々と置いてある。 酒はそこまで激安ではないが、料理の方はお安いのでお財布に優しい。1軒目としてサクっと使うのにとても便利な存在だ。 ちなみにこの店のイチオシなのはせんべろセット。平日20時まで、土日祝は18時までと時間の制限はあるが、料理1品と大ジョッキ(本当に大きい)2杯で1

垣間見えた浅草橋の闇……これは一体どう評価すべきか……(トロ/浅草橋/BBQ・シュラスコ?)

つい先日、息子がスポーツ大会で良い活躍をしたので、ご褒美に外食する事になった。主役の息子に何が食べたいか聞き取ってみると、どうもシュラスコがお気に召しているようだったので、近場で店を探してみたところ、浅草橋に1軒あるという。 メニューを見る限り超激安で「ん?」とも思ったが、すんなりと予約も取れたので、何事も前向きに考えとりあえず向かってみる事に。 だがしかし、店に入る前からイベント盛りだくさんだった。 まず、店名は『トロ』といい、場所は浅草橋駅と秋葉原駅の中間辺り。三井

【鬼畜父による児童虐待シリーズ】某伝串こそ至高と言ってきかない息子に同格のやべえ食い物を教えてやった(世界の山ちゃん浅草橋店/浅草橋/居酒屋)

前回は息子にすた丼の味を教え込むという鬼畜さを見せつけたオレサマだが、今回もある意味でそれと同じくらいひどい。 女房と晩御飯が別になってしまったある日、息子に「今日お母さんいないけど何か食べたい物ある?」と聞いたところ、即座に「伝串!」と元気なお返事。 息子はたまたま入った新時代で食べた伝串にハマってしまい、何かと言うと「伝串が食べたい」と言い出す奇病にかかってしまったのでございます。 しかし女房は女性だけあってそこまで伝串に情熱は持っておらず……というか、どちらかとい

突発的に自分を虐めたくなってジャンクラーメンに手を出してみた(野郎ラーメン浅草橋西口店/浅草橋/ラーメン)

立派な中年のオッサンだというのに、定期的に自分を痛めつけるような食べ物を欲してしまうアタイ。この日はランチタイムからズレた微妙な時間に腹ペコになってしまい、普段は滅多に沸き起こらない "二郎欲" に支配されてしまった。 ところが生憎と家の近所に納得の行く二郎系がない。強いていうなら2駅隣の亀戸駅の北側に評判の良い二郎があるのだが、残念ながら今から向かっていたら昼営業が終わってしまう。 という訳で、そんな時のバカに出来ない選択肢がこちら、割とあっちこっちにある野郎ラーメン様

一発でお気に入りになってしまったつけ麺屋さんで女房とランチ(威風堂道/浅草橋/ラーメン)

先月の記事で紹介した、浅草橋の魚介系つけ麺のお店『威風堂道』に、女房と2人でランチをしに行ってみた。 やっぱりねえ、胃袋がひとつしかないのとふたつあるのとでは全く話が変わる訳ですよ。メニューを2種類食べられるというのはとても嬉しい。 特に、こういうつけ麺が2種類あって他にもラーメンがあって、それぞれ色々な魚のスープが選べるなんて仕様の店では、ひとりでひとつを選ぶなんてのは苦行でしかない。 この店の系列店は色々な場所にあり、以前はSNSで神田店が大バズリしてたんだけれども

酒飲みブログの先輩と浅草橋でハシゴ酒

私は2000年頃から個人サイトをやっているのだが、言動がナニがアレなためか、脳死だとかネットバトラーだとかネットゴロだとかネトウヨだとか、ロクなレッテルの貼られ方をして来なかった。 そこで、自ら「グルメブロガー」を名乗り出したのだが、そのうち本当にグルメブログ界隈の人々と接点が出来て、気付いたら「板橋専門グルメライター」として、板橋区の公式ガイドブックの執筆を任されるまでになってしまった。 いやあ、ハッタリというのはカマしてみるものである。 そんなインチキグルメブロガー

ここ最近の「もっと流行ってもいいのにランキングNO.1」はこのお店(威風堂道/浅草橋/ラーメン)

以前神田の海富道というお店を何度か紹介した。 お魚スキー的にとても面白いラーメンで好印象を持ったのだが、大人気店のため行列必至。そこだけが問題。 ところが、その海富道と同系列の姉妹店が、浅草橋にオープンしていたからアタクシびっくり! たしかこのテナントって中々お店が定着しない場所だったはず。そのせいで去年の8月オープンだったお店に、今になって気付いたというマヌケぶり……。 メニューを見てみると、まさに海富道というラインナップで、鯖や鰯や烏賊などを使ってスープを作ってい

近所から大好きなもつ焼き屋が失くなってしまった悲しみを癒やすため浅草橋へ(串屋横丁浅草橋店/浅草橋/もつ焼き)

当noteで何度か紹介している串屋横丁というもつ焼きチェーンがある。ここはチェーン店としては珍しく、個人経営の名店に迫るクオリティを維持しており、なおかつ安く、とても重宝している。 ただここはある意味で卑怯で、経営元がそもそもモツの卸問屋をやっていて、直営農場も持っている。そのため生産から加工まで自前でやれるからこそのハイクオリティ・低価格なのだ。 ついこの間まで、オラが町・両国にもこの串屋横丁があったのだが、繁盛していたはずなのに内部のゴタゴタがあったようで、よく分から

浅草橋の路地裏で異国情緒全開な中国料理屋を掘り当てる(君臨天下/浅草橋/中国料理)

晩御飯の支度をしそびれて外食することになったある日、浅草橋の路地裏を徘徊して店を探していたところ、『君臨天下』という、乱造されているインチキな中国ソシャゲかのような店名の中国料理屋を発見。 まずそのネーミングセンスに戦慄が走るわけだが、店前に所狭しと並べられた看板・ポップを見る限り、いわゆる激安系の中国料理屋のようだ。 じゃあ失敗してもお財布へのダメージは少なそうだし、とりあえずここでいいやと入店。 メニューをチェックしてみると、やはり定食やセットが妙にお得で、これと安