八戸から来た「朝もやに霞む野いちご」
今日の夕飯はこれを炊き込みご飯にする。
正確に言うと八戸から来たのではなく、
埼玉の母が親戚からもらったのを送ってくれたものである。
40にもなるとウニもアワビも高級なことは身に染みているが、
子どもの頃はこれが本当の「いちご」でないことに心底ガッカリしていた。
ウニもアワビも、その旨さがわからないものには
全くありがたみがない。
今はウニもアワビも、大大大好きである。
心底有難い。
子どもの頃から親戚からいただいて当たり前に食べていたものの値段を
実はあまり知らない。
これが幾らするのかも実は知らない。
爆買い出来る値段ではないことは確かだろう。
それにしても
汁に浮かぶウニをみて
「朝もやに霞む野いちごに見える」と
言った人はどんな人だったのだろう。
朝もやに霞む野いちごが原風景にある、
旨いものが好きな人だったのだろう。
感性が独特すぎる。
手を合わせて心から美味しくいただきます。