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プライド
プライドを持つということは
悪いことではありません
プライドは誇りであり、自尊心だからです。
自分に向けてのプライドは
やる気を持たせてくれたり、
前向きな気持ちになったり、
仕事などは誇りを持って行うことでいい結果に繋がったりもしますし。。
プライドというのは自分の手の中にある時には
背中を押してくれるような味方なのに。。
外に向けて発揮したり
外側から誇りを求めたりすると
悪い面が顔を出します。。
プライドは誇りのはずなのに。。
高いプライドは劣等感を隠す鎧にもなるのです。
プライドを外側に向けてる人は
プライドとほぼ同じ大きさの劣等感を持っていると聞きます。
自分の劣等感を感じないために
自分を大きく見せる鎧をプライドで作り込んでいます。
せっかくの誇り。。もったいないですよね。
人は強さを見せつければ見せつけるほど
人間性は小さくなり、
弱さを知るほど謙虚で心の大きな人間になると言われていますが。。
プライドの鎧が厚けれ厚いほど
深層心理は劣等感が溢れるのかもしれませんね。。
アダルトチルドレンでいうと
頑張り屋さんのナースやヒーローが
このプライドの鎧を大きく纏っている気がします
弱音を吐けない人。。
人を頼れない人。。
失敗が許されない人。。
常に何かと戦っているように、何かを目指して
何かを頑張っているような人。。
そのゴールというか。。評価は外側からの評価を欲しがっている状態。。
誰かに認めてもらいたい。
自分の中の何かを認めてもらいたいという劣等感。。
とっても大きな劣等感が外側に出てくる時には
プライドという形で現れるんでしょうね。
その誰かに認めてもらいたいという気持ちには
大体終わりがなくて底なしの不安のようなものなんですけど
愛着障害やアダルトチルドレンなどを知っていくと。。その想いが幼少期から来ていることが
なんとなく想像できますよね。。
その誰か。。とは。。
『親』だったりします。
本当は親をもっと頼りたかった。
本当はもっと親に甘えたかった。
本当はできない自分を知って欲しかった。許して欲しかった。
本当はありのままの自分を認めて欲しかった
こんな想いが叶わないまま、
大人になると、その思いを他者で埋めようとするんですよね。。
もちろん、周りに認めてもらうために
賞賛されるために本人はものすごい努力も勉強もするでしょう。。
でも頑張っていることや認めてくれる人を外側に求めているので
『自分が自分を認めていない』状態になってしまってると思います。
そのような人は
自分は頑張ってるつもりはない
何もしていない。と思っているかもしれません
アダルトチルドレンや愛着障害はとても苦しいものですし、
どんなに調べて謎を解いても、また育ち直すことはできないし、親を変えることもできないし、
親に愛される人生をやり直すことはできないので。。
いずれ。。立ち上がるのは自分。ってところまで到着できるといいなと思います。
頑張る自分も、頑張れない自分も
どんな自分もオッケーとできるといいですよね。
まわりに褒められたり、
まわりに認められることももちろん嬉しいですけど。。
それと同じぐらい、自分で自分のことを認められる力をつけていくときっとすごく楽になると思います。
プライドを他者に認めさせるのではなく
自身にプライドを向けていくと
自分のことも他人のことも
傷つけずに済むんじゃないかなぁ。。
なんで思います。
それだけ。。アダルトチルドレンには難しいんですよね。。
自分のことを好きになって
自分のことを認めていくっていうの。。
私自身はイネイブラーだったので
そのプライドすら育つことはなかったのですが
今、自分で少しずつ育ててます。
自分のことを褒めたり
自分のしたいことをしたり
やりたいことに挑戦したり
つらい時は無理をしないことなど。。
自分を信じて、他者に頼ることなど。
言いかえれば、自分の身体や自分の心に
正直に生きていくことで
素のままでいい。そのままでいいし
自分のままでいることへ集中したいし、
嫌なことは嫌だなとか
今自分はこう感じているということを飲み込まずに伝えることなどにプライドを持っていたいなと
思っています。
いい面も悪い面も含めて
器用な面も不器用な面も自分と自信を持てることにプライドを感じたいなと考えています。