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退去者と原状回復工事

アパートあるもの退去はつきものです。ましてはワンルーム系は入れ替わりが早く、短ければ1年で退去される方もいます。人それぞれの事情があるので、これは仕方ありません。

退去時の流れは、退去連絡後に退去立ち合いし、客付けのために現状回復工事を行います。退去立ち合いは重要で、入居者さんと業者(大家)が一緒にお部屋の不都合箇所を互いに確認しながら見ていきます。

不都合箇所は大家負担と入居者負担があり、国土交通省のガイドラインでも明示されています。例えば壁紙クロスは7年経てば(入居してからではなく貼替てから)、普通の減耗だと全て大家負担です(故意に破ってあったりいたずら書きがあれば入居者にちょっと負担がある)。建具(床や壁)の大きな凹みや入居者由来の損傷は入居者さん負担です。その他もだいたい決まっていますが、特約等で変更することも可能です(全部入居者負担とかはNG)。

そこで9/30に退去した一室。天井が3.6mもあるに天井に穴をあけ、フローリングがえぐった状態になっていました。工事費を負担してくれれば問題ないのですが、入居時にすでにその状態で管理会社には連絡したとの事のようです。

私は入居直前に自分で最終確認し工事用キーを回収するので、それ以降は誰も入れなくなり、この言い訳は通じません(証拠はないけど…)。今の時世はユーチューブなどのSNS等で退去時指南が発信されていますが、それを参考にしてごねているんでしょうか。

依頼すれば、穴と床リペアで安く見積もっても4万円位。自分で直したんで材料費は5千円程度。この金額なら普通の大家は泣き寝入り(払う相手が払わなければ裁判しかないので)です。今回は1万円請求してそれさえも払わないなら裁判してみようと思います。催告書とか内容証明とかが送られてくるとは思ってないでしょうし、給与を差し押さえるみたいな事を書いておけば「たぶん」払うと思います(会社に知られたくないもんね)。

嘘はいけませんよ。ちゃんと申告しましょうね。


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