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ちょっと有意義な資産運用Expo

2025年1月17日から1月19日まで東京ビックサイトで行われた「資産運用Expo春in東京」。当初は参加するつもりはありませんでしたが、ANAの激安マイル路線に「中部-羽田」が出てたので行ってきました(片道3,000マイルで3,000円相当)。

「鴨ネギの祭典」と称しておりますが、やはり本質は変わってはいませんね。高単価高粗利の失敗レジ系不動産投資を中心に、しいたけやウイスキー、アンティークコインなどの「海にも山にも系」から、上場企業のIR宣伝、地獄の1丁目系FXや先物会社まで、ありとあらゆる商品が紹介されていました。

各ブースはノベリティー配布や抽選会、若いちゃんねーを動員して、繁華街のキャバクラばりな客引きを展開しています。〇百万もかかるブースを構えても寄ってくれなければ意味がないので、各社連れ込みに必死です。

それで当方ですが、今回はそこそこ有意義でした。鴨ネギ不動産系は全てスルーして、まずは既に投資しているトランクルーム会社のブースへ。昨年から保有権利の売却を打診していましたが、しばらくは保有する旨を担当者に伝えます。

今現在は当方が投資中の商品は無く、店全体をひとまとめとして売る商品か、分割で売って利回りを保証する商品のどちらかを販売しているみたいです。話を聞くと利回り保証商品は8%前後が約束され、初期費用(200万円前後)以外のランニングは一切不要とのこと。

「トランクルーム投資」は投資といえども本質は「toC商売」なので、実際に開店してみないと「客入りが分からないリスク」があります。これを排除し、店舗売上が保証利回りを下回っても、持ち出しは運営会社なのがこの商品の最大利点だと思います。

当方保有分は開店1年間のランニングが無料ですが、2年目以降は管理費と家賃を保有按分で支払わなくてはならず、売上額よりもランニング額が上回れば手出しです。〇百万の権利金なるものを支払って手出し。毎月なら地獄ですね(今は順調に資本を回収しています)。

但し新分割商品は、減価償却が一切できない、利益が保証利回りを越えても約定分しか受け取れない、運営会社の倒産や天変地異等で店舗継続ができないくなると権利が消滅するなどのリスクはあります(倒産等は当方所有分も同じ)。

この会社のトランクルーム投資は、一括減価償却が最大のうまみ(利益を消せる)なので、その目的が一番であれば新商品は魅力的ではありません。しかしインカムを長期的に得たい目的であれば、とても良いと思いました(今の所有分を売却して入れ替えを検討できるくらい良いと思った)。

宣伝ではありませんが一応…(投資は自己責任で!!)



次のブースは前回のExpoでも気にはなっていた、不動産投資系クラウドファンディング。複数社出展していましたが、今回は「CAMEL」でお話を聞きます。後日だとやらないので、その場で決めて20万円をネット振り込みしました。

不動産投資系クラファンは投資対象や体系がたくさんあります。一応分からない事を質問して、それでも全部は分かりませんでしたが、最悪無くなっても20万円ならモウマンタイというつもりです。

投資商品は「CAMEL29号 伊豆熱川LOCAプロジェクト」。高級サウナとグランピングのお店らしいです。期間は約3年、利回りは7.8%。キャンペーンでうなぎとトマト付きです。今後どうなるか楽しみが増えました。



資産運用Expoは知識無しのお任せ状態では、ブースの猟師に撃たれて鴨なべになるのはが落ちです。紹介された商品情報は持ち帰って、家で知らないところを無くすくらい調べ上げれば、勉強になるとても面白いイベントだと思います。

★個別の商品を取り上げていますが、投資判断は自己責任でお願いします。



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