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大家さんの事

世の中に所有者がいないモノは空気と時間だけです。道端の雑草も道に生えていれば国や市町村、私有地に生えていればその所有者のモノと言えます。

いきなりズレましたが、こと不動産も当然に所有者がいます。所有者は国(公共機関)であったり企業であったり個人であったり。

お部屋(レジ)の所有者の通称は「大家」なんて呼びますが、大家さんは決してお金持ちではありません。〇千万もする物件を持っているんだから金持ちでしょうって思うかもしれませんが、大体は高金利ローンで買ってます(もちろん金持ち地主現金主義の方もいますが…)。

買ったあとも運営費がかかります。サラリーマンのお小遣い程度ではありません。築年や規模等にもよりますが、家賃の2割以上は経費です。でも残り8割は儲けではありません。そこから借入金の返済があります。借入額にもよりますが、下手すれば4500万円の物件で元金返済後の儲け(手残り)は年間50万円なんぞ普通です。ちょっとした物件トラブルで赤字に転落します。

カツカツ大家さんは意外に多いです。なので大家さんをいじめないでくださいね。自分の家ではないからって、建具を壊したり(ドアをパンチして大穴)、室内でバンバンたばこを吸う(クロスが真黄き)のはやめましょう。体験談です草。

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