陸マイラーと空弁家族のお話
お弁当には色々なサムネがあります。鉄路だと「駅弁」、高速SAやPAの「速弁」。そして空港の「空弁」。今回は空弁の初遭遇体験談です。
ANA陸マイラーの私ですが、久しぶりに中部-札幌便をマイルで利用しました。ANAは「得たびマイル」という企画を長年やっていて、毎週火曜日の正午に、木曜日から翌週水曜日まで1週間の搭乗で、通常よりマイル数が少なく予約できる路線を発表しています。
例えばローシーズンの中部-札幌は片道7,000マイルですが、得たびマイルだと4,000マイルになります。といってもマイルは購入することができないので、飛行機に乗るか、買い物などにカードを使って地道に貯めるしかありません。1マイル=1円相当だとすれば、相当に安いです。
しかしANAのマイル予約はとてもし烈です。札幌や福岡などの人気路線の良い時間帯土日祝は、得たびマイルの発表を待たずしてマイル分は満席になっている事が多いです。
ひと昔はこんな事がなく普通に予約ができたので、結構な頻度で土曜日に朝いち中部発便-現地最終発便で日帰り旅行をしてました(札幌、函館、福岡、高松、新潟、鹿児島、長崎、羽田、成田)。福岡だとANAなら安くて片道25,000円位。お金を払っての日帰りは、とてもできません。
さて、空弁家族のお話。帰りの札幌-中部の道中で、空席の真ん中を挟んだ通路側と、後ろの席の家族が機内で持込み弁当を食べ始めました。私にとっては初体験でした。
新幹線ではよく見る風景ですが、飛行機では初めてです。もちろん、持込み弁当を機内で食べるのは、航空法でも(発熱機能付き弁当は不可)、航空会社規則でも禁止はされていません。
しかし狭い空間に匂いが…。国際線では機内食が一律に提供され、自分も回りも食べるでしょうから匂い問題はないでしょう。通路側の子供は座席のテレビを見ながら、ゆっくりとお食べになっていて、長時間の匂い攻撃にさらされてしまいました。
それなりに長年飛行機には乗ってますが初体験なので、今回の空弁家族と遭遇したのはきっとレアなのでしょう。勝手な思いなのですが、空弁は空港で食べるものだと思ってました。常識と非常識は人や家族それぞれなので、決して否定はしませんが…。