見出し画像

ハニワづくり体験

ハニワを作ろう

西都考古博物館に隣接している体験館という建物では古代のくらしの体験ができます。

参加者の年齢によって内容を選べるのですが主に

・ハニワづくり
・勾玉づくり
・火起こし体験

などがあるようです。

最初に下見に行った時、考古博物館のエントランスにどどんと展示されているハニワの数々「 はにわんグランプリ」を見て以来、めちゃくちゃハニワに興味がわいていました。

自由な作品がいっぱい。どれもとってもかわいいの

作った今だからこそわかるけど、このはにわんグランプリは実はとってもレベルが高くてびっくりします。

みんな楽しんでこれをつくったんだろうなっていうのがわかります。

子供は粘土が大好き
そしてくまちゃんは自ら陶芸もされるお方。
これを体感せずしてなんとするーーー!
ということではじまった企画。

私ももちろんハニワを作ったことなどありません。
夏にくまちゃんから陶芸を教わったことがあるのですが、まあ思うようにコネコネできなくてびっくりした記憶があります。

私は子供たちとくまちゃんと一緒のテーブルでハニワを作ることにしました。

教わった作り方は思った通り至って単純。
ひとかたまりの粘土をコロコロしてねんどのひもを作り、くるくると巻きながら上に重ねていくだけ。
確かに幼児でも作れそう!
大人も真剣、コネコネくるくるしています。

図工室のような空間でつくるハニワ


じつは外観めっちゃかっこいい体験館

作品はひとによってさまざまではあるのですが、なんだかテーブルで特色が出ているようではありました。

私のテーブルには子ども4人とくまちゃん。
粘土を前に全員目がキラキラしています。

子供は自由な発想で好きなものを作りますが、くまちゃんはさらに自由な発想。

「ねこハニワ作っちゃお🐱」

・・・それハニワなの?

くまちゃん作ねこハニワと、あんちゃん作ねこハニワ

そしたら子供たち3人がささっとちいさいふたつの三角を作り、自分のハニワの頭頂部にのっけはじめました。
ねこハニワ4匹揃い踏みです。

さらにくまちゃんがちっちゃいねこちゃんを作り、ひとりの子ののハニワの頭にのっけてくれました。

ねこハニワのうえにねこが乗ってるねこねこハニワ
うしろから見たねこねこハニワ

「え、かわいい!」

「めちゃいい!」

ざわつく子供達。

くまちゃんの前にささっと自分たちの猫ハニワを差し出します。

せっせとちいさいねこちゃんを作っては子供達のハニワにのせるくまちゃん。

子供達大歓喜!

くまちゃんがちょっと席を外したらこどもたちはくまちゃんのねこちゃんにちいさいねこちゃんをのっけます(ややこしい…)

ちっちゃいねこちゃんの賑わいをまるで知らぬようにお皿やコップを作り続けるかわいこちゃん。

おままごとの道具を作っていたようだ

子供とくまちゃんのやりとりがおもしろすぎて他のテーブルの様子を全くみていなかったのですが、出来上がり近くをみてみると、宮崎人チームはなぜか4体ともつるっつるのハニワ。

私は表面のならしが適当なためボコボコしているハニワなのだけど、これをつるっつるぬめっときれ〜いに仕上げてるんですね。

となりの個性派グループはとにかくクリエイティブ!

ハニワに機能を持たせてランプシェードにしたり、勾玉を備えたスペシャルな手乗りサイズのハニワを作っている小学生。

みなさんほんとうにしっかり考えて作られてて、えらい!

勾玉装着ハニワ
中からあかりを灯すランプシェードハニワ


そしてイカを作るよしひろさん。

イカ、なのです。。。

…イカ?

猫ちゃんよりも違和感です。
だけどまあ、好きに作っていいからね。

しかしまあなぜイカが出てきたのでしょう。
きっとよしひろさんはイカのお刺身が大好きなんでしょうね。

はじっこの県外組は至って真剣に、しかも実用的なハニワを作っていました。

おそらく「どこに置くか」を先に考えて作った模様。
賢すぎる!それ正解💡

真剣な眼差し!
とりさんがついていてかわいい!
同じ顔の親子

つくったあとに陶器(やきもの)についてくまちゃんから解説がありました。

陶器は土と水を使ってこねて形を作ります。
それから風を使って乾かして、火の力でカチカチに焼きあげます。

つまりこの地球の4つのエネルギーを使ってつくられたものなんです。

それはバランスが整っている。
思いを込めることができるらしいのですね。

多孔質といって小さい穴が空いているそうなのです。
実はその穴から湿気を出したり入れたりできる優れもの。

あとはこの日のたのしい思い出をいつまでも残る形にして、見るたびにいつでも記憶を蘇らせられる
そういうものがハニワです。

このあたたかくもヘンテコリンなかんじのするあたたかいやきものは、きっと作った人が思っているより相当長くみんなを癒してくれることと思います。


こどもたちに真剣に指導してくれるくまちゃん
みんなの思いのこもったハニワたち!焼き上がりが楽しみ

ライブ会場へ移動

みんなで楽しく粘土をこねこねしたあとは、当日のメインイベントであるライブ会場の「こどものくに」へ移動です。

だいたい1時間くらいのドライブでどんな話が飛び出るのだろうとうきうきの私。

バスガイドさんの席に立ち、意気揚々とあのクルクルコードのついたバス専用マイクで話すくまちゃん。

くまちゃんのアナウンスはものすごくいい声
走りながらしゃべれる、バスガイドさん特等席

このときの話はですね。。。
文章にしてしまうとちょっと誤解をまねくとおもいますので、noteでは記述を控えさせていたきますね。
ぜひくまちゃんのお口から語られている言葉を後日発表予定のアーカイブにてお聞きください。

というのも。

これが日本人のルーツに関わるもので、いまだにたくさんの議論を呼んで謎とされるあの人の存在をバッサリと言い当てているからなのです👀

しゅげ〜!!
なんでそんなことがわかるの!?
え、場所まで!!

くまちゃんはその昔バイクで一人旅をしていたことがあって、そのときこのあたりにも来たことがあるそうなんです。

それで私も知らないいろんなことを知っているんだな〜。
それにしても、天照大神の岩戸のひみつや卑弥呼の話。

私が宮崎の人に、というか宮崎の女性たちに誇りを持ってほしいという願いとなんだか話の内容がリンクする気がする。

くまちゃんの勇姿にぼーっとしすぎておやつを食べ損ねるといけない!と、あわてて用意していたおやつ「お結びクレープ」を配り🍙みんなの気持ちとお腹は満ち満ちて、バスは一路ライブ会場へとむかうのでありました。

めちゃ大人気大好評いただいたおむすびクレープ。これはいちご味🍓
チョコ味のほうが人気でしたけど🍫どちらもおいしい


いいなと思ったら応援しよう!