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ポジティブ心理学とポジティブシンキングの違い
今回は、ポジティブ心理学とポジティブシンキングの違いをお話していきます。
どちらも『ポジティブ』という文言が入っているので同じような意味に捉えられがちですが、違いがあります。
まず、一つ目の違いは前回の記事でお話をしたようにポジティブ心理学は『科学的に根拠があること』。それに対して、ポジティブシンキングは個人の見解や経験談の場合があるので、ある人には響くかもしれませんが、万人に響くか、効果があるのかは分からないのです。
二つ目の違いは『持続可能か』『瞬間的か』です。
ポジティブ心理学は『持続可能な幸福』を目的としていますが、ポジティブシンキングは『瞬間的』な考え方になるので、その時一瞬はポジティブシンキングで元気になれるのですが、また同じようなことや悲しいことがあった時に同じ気持ちに戻ってしまう可能性があります。
この『持続可能』という部分が非常に重要です。例えば、瞬間的な幸せにはどういうものがあるかというと、宝くじが当たった、欲しかったものが手に入ったなどがあります。
当たった時や、欲しい物が手に入った時はとても嬉しいと思いますが、皆さん、時間が経つと、また宝くじを買おうとか、違う物が欲しいって思いませんか?瞬間的な幸せは、ずっと求め続けたり、手に入らなかった時にストレスになります。
だから持続可能な幸福を自分で作り続けられると楽になるのです。
ぜひ、一度、あなたにっとての持続可能な幸せについて考えてみてください。
まずは、以前記事で紹介をした、3つのいいことを夜寝る前にノートに書くなど自分がどのような時に幸せを感じるのか、知ることから始めるのもおすすめです!
皆さんが、持続可能な幸福を見つけられますように!!