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雑談は沢山の気付きがあった 〜「サクちゃん聞いて」に参加して〜

桜林さんの企画、サクちゃん聞いてに応募し、雑談する機会をいただいた。

何気ない雑談からどんなものが生まれるのだろうか、ワクワクながら当日を迎えた。

自分のなかにあるモヤモヤを相談する場ではない。あえて自分からモヤモヤは話さずに、会話の流れに身を任せてみた。

そうしたら話の流れから、途中抱えているモヤモヤに到達した。

◇ ◇ ◇

わたしの抱えているモヤモヤは全て自分のことではなく、家族のことだった。

親は自営業をしている。自分は一人っ子。今まで自営業を継ぐつもりは全くなかったけど、50年以上続いているお店を潰していいものかと悩んでいた。両親は私に継いでもらいたいという気持ちは全くない。ただ他の人へお店を譲ることも考えていない。

2人で雑談していても、結論は簡単に出るものじゃなかった。でも、家族ともっと話し合おうと思った。やることを全てやったら、自分自身のためにもなる。今までは自分の理想だけを親に提案していたけど、具体的なことまで考えて行動していこう。色々考えさせられた。

家族は近い人だけど、それぞれ独立した個々人だ。私は自分の気持ちを優先させて、自分基準で考えていいんだと、お話していて気が付いた。

◇ ◇ ◇

そして、話は過去のわたしのことへ。昔は自分の気持ちを伝えるのが苦手で、ずっとモヤモヤを感じていた。今は自分が変わったと思っていたけど、桜林さんは違う視点を持っていた。
「もともと持っていたものが、出てきたんだよ」そう言われてハッとした。

今までダメだと思っていた自分を肯定してくれたような、そんな気がした。

◇ ◇ ◇

桜林さんとお話していると、誰に対してもフラットな自分になれる。それは対人のみならず、対自分自身もだ。誰もが適材適所があるように、仕事も人間関係も環境も、合う合わないがある。たったそれだけのシンプルなことで、自己肯定や自己否定のような感情と紐付けなくていいんだと思った。

何気ない雑談でも沢山の気付きがある。雑談後、スッと肩の力が抜けたような気がした。いつもより軽やかな足取りで、東京の街を歩いた。

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おはぎ
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