23歳の誕生日、弱くなったと感じた。
2月9日、私は23歳の誕生日を迎えた。
朝起きるとおめでとうLINEが入っていて、誕生日であることを実感した。
1日を通して、お祝いの言葉を見るたびに、
その言葉一つ一つが嬉しかったし、
送ろうと思ったその心さえ愛おしかった。
本当に本当にありがとう。
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小さいころに想像していた23歳はもっと無敵だと思っていた。
大人は悩みなんてないと思っていた。
宿題もないし。
誰でも車は運転できると思っていたし。
早く大人になりたいと思っていたけど、実際今の私はその逆だ。
むしろ歳を重ねていくにつれて、自分が無敵でないことを自覚する。
自分は無敵ではない。一人じゃ生きていけない。
ただその反面、絶対的に孤独な存在だ。
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だからこそ、人が愛おしい。無敵じゃなくなる。
孤独だけど、助け合っている。
永遠に他人である私に、誕生日にくれたメッセージ。
他人のために、他人の誕生を祝ったり、他人を喜ばせたり。
それって本当にすごいこと。
人は永遠に孤独。
絶対に違うもの。
でもやっぱり孤独は寂しいから、だから助け合う。言葉をかけあう。
助け合うことを知るから、強くなったり弱くなったりする。
私、みんながいるから弱くなれるんだよね。
もう強くなりたくない。
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23歳の誕生日は生きていてよかった心底思った。
温かい言葉を送ってくれる人たちに囲まれている私は宇宙で一番幸せだと思う。
大好き。ありがとう。
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