10月17日 赤木色の
今朝は寒かった。
車の窓が結露しているのを見て、冬には更に窓が凍ることを思い出してぞっとした。
雪おろしをして、窓の霜を完全に溶かしてからでないと出勤できないからだ。
北海道の冬は外出のハードルがぐんと上がる。
7時半。
ユニクロのロンTに、薄紫のお気に入りのカーディガンを羽織り、軽いアウターを着て車に乗った。
それでも寒くて、赤信号でアウターのボタンを全て閉めた。
よく晴れた朝。
秋っぽい曲が聴きたかったので、フジファブリックの「赤黄色の金木犀」をかけた。
かつて聴き込んだ懐かしさと、この曲のもつ哀愁が混ざり、朝から何とも言えない気持ちになる。
そのまま「茜色の夕日」も聴き、歌詞と志村の歌声に集中していたら、完全に心が秋空のようにスンと澄み切った気がした。
良い意味でのスン。
15時半。
帰宅して洗濯を回している間にコーヒーとおやつと読書。
オーツ麦とチョコチップのクッキー、ザクザクでうますぎる。
僕のマリさん「書きたい生活」を読み切った。
「おわりに」が泣けた。
私も、話すことには苦手意識がある。
それでも伝えたいこと、自分の中で洗濯機のように何度も回された考え、見過ごせない気持ちは何とかかんとか言葉にする。
自分の中に籠り熱を帯びすぎた気持ちは、口から溢れる時にはほとんど涙と一緒だったりする。
マリさんが夫さんにやっとのことで絞り出して届いた思い。
その道のりと行方には憶えがあり、マリさんの言葉で描かれることによって、私を含むたくさんの人たちに共感されていくのだろうなと思った。
19時半。
ふるさと納税で届いたシャインマスカットを2粒食べる。
録画のキングオブコント、ダンビラムーチョの富安四発太鼓やラブレターズのどんぐりネタを見て(おかわり)、やっぱり最高だなと笑った。