DAYS GONE感想:前編
おはようございます、OhaRyukiでございます。
DAYS GONE!
お噂はかねがねという感じのオープンワールドアクションアドベンチャーゾンビホラーゲームです。長い。
一人称視点のFPSではなく、三人称視点。キャラクターが画面上に映るTPSですね。
※感想前編はネタバレ少な目にしていますが、ネタバレ注意です。
数時間触っただけでも面白いので、まだ遊んでない方はぜひ自らストーリーを見てほしいな!
DAYS GONEを始める前にディビジョン2を遊んでいたので、同じ19年発売組としても多少比べてしまいます。
動きのもっさり感に加えて、操作感、アイテムの視認性なんかもディビジョンより悪いです。でもこのもっさり感嫌いじゃない。
このオートセーブが当然の甘やかされきった時代に「セーフハウスの寝床でセーブするか、バイクの近くでセーブしてね」をお出ししてくる根性……うーん、好き!
まあ難易度ノーマルだとチェックポイントでこっそりオートセーブしてくれてます。難易度が上がるとオートセーブが無くなったりするのかな。
事故ったり落下死したり、リアル停電でゲームごと落ちても安心です。
ただし前評判で聞いていた、ゾンビゲーの皮を被ったバイクゲーというのが本当だったのがしんどいです。
操作性の微妙なバイクを強制的に使わされ、木々生い茂る見通しの悪い山野を駆け回り、道路ですら障害物が多くだるいし、敵の待ち伏せがあったりする。これでバイクをセーブアイテムにしてるんだもんなあ……。
そしてバイクを起点にされると、オープンワールド個人的な醍醐味であるウロウロアイテム探索がしづらいんですよね。サバイバル感あるのにフィールド上の採取がしんどいんです。バイク取りにいくのに時間がかかっちゃう。
一応ファストトラベルポイントの集落にあるバイク屋さんにお金を払えばバイクを拾ってきてくれますが、移動兼セーブがバイク固定なのがひたすら、んもぉ〜ってなっちゃう。
『Kingdom Come: Deliverance』ですら馬は呼べば来るし、セーブは消費アイテムで別だったぞ。
しかしこの辺って慣れでなんとかなります。
序盤ダルいと旨味が出る前にみんな辞めちゃうけど、中盤以降は慣れとスキルシステムで楽になる。
間口が狭いだけで面白いんですよ、不便なゲーム。私はこういう不便な過程のあるオープンワールドが大好きです。
私は乗り物が苦手です。酔うし。
『DEATH STRANDING』や、『Horizon Zero Dawn』はこのあたりの乗り物の扱いが面白かったですよね。乗り捨てできるわ現地調達できるわ、楽できるポイントでした。
残されたテクノロジーの差はあれど、利便性はゲーム側の設定でいくらでもいじれるものでしょう?
しかし、DAYS GONEは野外生活にバイクは生活の必需品、第二の相棒ってスタンスのゲームにしてあるんですよね。この作品ではここがこだわり、売りなんですよね。確かに絵になるしいいよね。
バイカー(乗り物好き)でゲーマーってニッチってほどの客層じゃないのかな。私に合わないってだけであって、愛着がわくものなのかもしれません。
このゲームには主人公のディーコンさんともうひとり、相棒でブラザーのブーザーさんというおじさんがいます。
何があっても互いに見捨てない、そんな信頼関係を築いているおじさん二人ですが、英語版の掛け合いが軽妙で好きです。
英語が得意なわけじゃないんですが、この手のゲームは英語に日本語字幕が好きです。彼らの母語でしか接種できないであろう旨味というものがあります。皆さん字幕より遥かにお口が悪いです。聞くと意訳もたくさんあって面白い。あとはよくバグって字幕が消えます
ブーザーさんは最序盤のミッションで、人類の生き残りで思想が怪しくなったカルトたちに襲われ、大怪我を負います。
ブーザーさん、大怪我してんのにゾンビサバイバルしにいこうとするんですよ。やめて死に急がないで!私とディーコンさんで養うから!と、気にかけてるうちにすっかりこのおじさんが好きになりました。
ブーザーさんと共にゾンビ世界をサバイブしつつ、ディーコンさんの妻の行方を探るのが旅の主目的ぽい?
ここまででだいたい4時間ほどプレイした感想になりますかね。
他にも国粋主義の陰謀論おじさんとか、強制労働キャンプババアとかがいます。
そのポンチたちが治める集落にブツを渡すとカネが貰えたり、食料を売ったり、生き残りの人類を売り渡すと信頼関係を築けてハッピーになれますが、もっと必要物資を集めたら村が拡張できますよ〜って作りなら楽しかったかなぁと思います。ただのワガママです。
ストーリー通して私はブーザーさんのことを我が伴侶のように思っています。頼むから死なないでくれ……私は推しが死ぬ事に定評のあるオタク……。
てなかんじで前半はここまで。
お疲れ様でした。
OhaRyuki