フィーユ・ブルーのマロンティー

最近飲んで衝撃的なお茶でした。
ただ香料をドバっとまいて「ほらマロン味だよ!!」みたいなものではなく、いれたての香り、口に含んだ味、飲み下した時の印象の隅々までマロンと茶葉のバランスに神経が行き届いた本当に絶妙なブレンド。

(フィーユ・ブルー公式サイトより引用)

栗の豊かな風味を、さまざまな角度から同時に楽しんでいただくため、焼き栗の香ばしさを中心におき、併せてマロンクリームやマロングラッセを連想させるような、しっとりと甘い香りも持たせました。


秋にはさまざまな栗のスイーツが登場しますが、栗のもつ美味しさのスイーツでの表現も実にさまざま。

栗がもつ香ばしさ、渋み、甘さといった特徴や美味しさを、このマロンティーから感じていただくため、複数のふさわしい茶葉をセレクト。栗の香ばしさを引き立てる複数のタイプのアッサム茶葉をベースに、栗の心地よい渋みと相性のよいダージリン、そして、栗のまろやかな甘さをひきたてるためにケニアを加えて全体のバランスを取っています。

https://feuillesbleues.com/onlineshop/13632/

お菓子にあるようなふくよかな栗の香りという感じではなく、程よい渋みというかスッとたちのぼる硬派な風味が面白かったです。
ここまで狙って隅々までコントロールできるのか……と改めてブレンダーさんの腕の凄さを感じました。茶葉の味もしっかりと存在感がありつつ、しかし栗の風味を支える側といった立ち位置に徹底していました。

個人的に絶妙なバランスに感動し切りのお茶でした。



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