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『歯・眼・体コラボ治療セミナー』の運営を終えて

ご無沙汰してます。トレーナーの大野です。

ご存知の方もいらっしゃいますが、先日品川にて『歯・眼・体によるコラボ治療の可能性 〜共通言語としての感覚器アプローチと他業種連携のありかた〜』というセミナーを開催させていただきました。

紹介用に40秒ほどの動画もございます。
https://youtu.be/UE-2l-ZPKrE?si=lftN22PGDAr5KBkK

期間限定でアーカイブ配信の追加募集を行っております。こちらよりお申し込みいただけます

プログラム① 歯からの視点


歯の専門家としては、日本橋にある桜通り歯科クリニックの院長である松浦敦先生にご登壇いただきました。
自分も月に1度、コラボで治療を行っており、大変お世話になっている先生です。
セミナーでは、自身の臨床経験と知見をもとに、顎関節と前庭や姿勢制御に関するお話を、歯の専門家ではない自分たちにも分かりやすく、お話しいただきました。


プログラム② 眼からの視点


眼の専門家としては、健康科学修士(畿央大学)、眼鏡作成技能士1級の神田泰士先生にご登壇いただきました。
神田先生と直接お仕事をしたりするのは初めてでしたが、松浦先生から伺っていたご評判通り、素晴らしい知見をお持ちの先生でした。
セミナーでは、眼と身体の機能について、ご自身の研究による知見も交えつつ、大変わかりやすいお話をしていただきました。

プログラム③ 体からの視点


身体の専門家としては、アメリカでDoctor of Chiropractic 、日本でPh.D.を取られている、河合智則先生にご登壇いただきました。
河合先生は、自分が行うアスリートの施術に関して、最も教えていただいているといっても過言ではない先生でございます。
セミナーでは、セミナーのテーマである感覚器について、体性感覚に注目すべき理由とその方法について、お話しいただきました。

プログラム④ ディスカッションと質疑応答

各専門家の3方によるディスカッションでは、専門家同士の統合に向けたディスカッションが行われました。専門家から専門家へ、どう今った考えで評価と介入を行っているのかなど、実演を交えながらお話しいただきました。

概要は動画からも確認できます。
https://youtu.be/UE-2l-ZPKrE?si=lftN22PGDAr5KBkK

コラボが当たり前になる未来へ


今回のセミナーの目的として、現状バラバラに存在する各分野の統合的な治療を行えるようになることがありました。
昨今、本当にさまざまな事が各分野で提唱されています。それに伴って、様々な問題が患者に起きているケースを見聞きすることも増えました。

姿勢制御はその情報資源として、主に視覚、前庭覚、体性感覚の3つを利用しています。それらは環境やタスク、その人の状態に応じて、依存する割合も変わりますが、各々が密接に関わっていることは確かです。

そのため、身体の施術を行う際には、歯や眼がボトルネックになるケースもありますし、その逆も然りです。

よく噛める/見える身体とは何か
よく動ける/噛める視機能とは何か
よく見える/動ける噛み合わせとは何か

これらは未だ一致した見解がありません。
これから作っていく必要があります。
そのためには、まずお互いを知らなくてはいけません。

本セミナーはそんなコラボに向けた、第1歩ともいえるセミナーだったと思います。

改めて、期間限定でアーカイブ配信の追加募集を行っております。こちらよりお申し込みいただけます
今後もコラボに向けた取り組みは行っていきたいと思っております。
ぜひ、皆様もご一緒いただけますと、大変心強く思います。

いただいたサポートは新たな学び、成長のために使用させていただきます!もしよろしければ、ご支援のほどお願いいたします!!