初心者向け 5分でわかる 投資するまで → 投資してから 何するの?(投資するまで編)
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が相変わらず、利用できず。ツイッター社から数日で連絡がある、とのメッセージがあったのに何の連絡もない。どうなるんだろうか・・・。
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以下、募集締め切り間近
前回の勉強会
でリクエストがあったこと
”投資先を選ぶまでに何するの?”
”投資してから何するの?”
というテーマがあった。これだけでかなり幅広くいろんなことを書くことができるがまずは
”新しい投資先を選ぶまで”
に絞って書いてみたいと思う。
<投資先を選ぶまで>
〇投資先の選別方法よりも大事なこと
投資先を選別する前に大事なことをお伝えしたい。
何を目的にするかを明確にすること。
・配当を安定収入としたい
・優待を楽しみたい
・企業の成長を応援したい
どれか一つだけではないし、すべて目的にしてもいい
配当もらえて、優待もらえて、企業も成長する・・・
全てを満たす企業もあるかもしれない。
しかし、その場合のデメリットは
”売り時がわからなくなる”
”取ったリスクとリターンがわからなくなる”
ということ
その企業に投資するうえで最も重要な”買い”の基準を明確にして忘れないでおきたい。
”配当利回りが高いから”
なのか
”優待がもらえるから”
なのか、それとも
”成長が期待できるから”
なのか
そして、それがなくなったら(減配、優待廃止、成長鈍化)となったらどうするかを考えておく。
・投資する理由がなくなるのだから売却する
・もっと条件の良い企業があるはず、と他の企業と同じ土俵にのせて考え直す
が妥当な判断。他の理由を引っ張り出してなんとなく投資をし続けるとその時点で自分にとってのリターンは運次第となる。
投資したいと考えた判断基準に変化があったときは売ることを最優先で検討したい。
〇選別方法
選別方法は十人十色、百人百様
きっかけはなんでもいい。
”スクリーニングで探してみよう”
とおススメしている本もあるが、私は初心者、初級者にスクリーニングはあまりお勧めしない。
理由は
・スクリーニングはみんながやってることで多くの人の後追いで探しているため優位性はない
・スクリーニングで出てきたから、調べて理解するというのも、すでに多くの事を知っている他の投資家に対して優位性が無い
・スクリーニングはあくまでも表面的な、一時店の状態を条件に選ぶ方法で限定的な条件で選別されている 特殊要因(例えば特損益など)により条件で選別されない可能性もある
その企業の投資を検討したきっかけは投資する理由にもつながる。
優位性のあるきっかけで投資をするほうがうまくいく。
ということで、お勧めは
”自分が良く理解している商品、サービス”
”自分が個人、職場で利用している働いている業界”
から選ぶこと。
おススメする理由は
”人の意見に左右されない自分なりの価値基準をもっているから”
投資は自分が納得して投資をするもの。
投資を開始するタイミングも、売却するタイミングも、自分の責任で行う。
損しても得しても、その経験は自分だけのもの。
ですから、自分が
”この商品・サービス、いいなぁ”
と思ったら、候補企業とする。
〇候補企業が決まったら次にやること
候補企業が決まったら、次にやることは
”その企業をよく理解すること”
(そのために)企業が発信している情報を見る。
いきなり、競合他社に目を奪われないで、まずはじっくり、その企業のことを理解しよう。市場を把握する過程で必然的に競合他社も見ることになる。まずは自社の理解を最優先。自社をより理解することで競合他社との違いがよりクリアになる。
<投資先候補企業を投資先企業にするうえで重要なポイント>
まず、自分が選んだきっかけの商品がその企業の売上および利益のどの程度を占めるのかを調べる。例えば、新しくおいしいインスタントラーメンが売り出された。とてもおいしい、多くの人に食べてもらいたい。その商品が企業の全体の売上高、利益(および利益率)はどの程度を占めるのか。
割合が大きければ、その企業の業績に占めるインパクトは大きくなる可能性がある。小さければ、他の商品の影響で業績が決まるため、投資をしてもリターンを得ることは難しいかもしれない。
また、業界全体、その商品の市場全体の大きさ、成長、そこに占める自社の割合も知っておきたい。説明会資料に記述されている場合もあれば、WEB検索で出てくる場合もある。
そのうえで、投資先にするための判断基準は以下、いつも言っていることの繰り返しになるが改めて
①誰のどんな社会課題を解決しているか
②商品・サービスの付加価値は大きいか
③社長はどんな人か
①誰のどんな社会課題を解決しているか
社会課題が大きければ大きいほど、成長余地は大きい。説明会資料でTAM、SAM、SOMとか書いている企業が増えているが、自社に都合の良い切り口な場合も多く、正直言って素直に受け取りにくい。
一歩引いて、その企業が取り組む社会課題がどんなに深刻なのか、顧客企業にとってどんな課題なのかを自分なりに考えることから始めてみたい。
②商品・サービスの付加価値は高いか
社会課題が大きい=市場が大きい場合、多くの企業が算入して競争激化となる。付加価値が大きいかどうかの基準は利益率で判断する。
その企業の”売上総利益率”、”売上高営業利益率”を見てみよう。
売上総利益率は業種やビジネスモデルによって異なるため、xx%以上はOK or NGのような利益率の基準はないが、何が原価なのか(原材料、人件費等)を知ることでビジネスモデルを理解することにつながる。
営業利益率は最低ラインは大型が10%以上、中小型は15%以上。
マイクロキャップのグロース企業は人材採用、広告宣伝に積極投資をして営業赤字の場合もあり、その場合は別の判断が必要になる。
③社長はどんな人か
どんなに市場が大きく、そこにユニークで優れた商品・サービスを投入しても、リスクはある。リスクをとってやり切る社長でなければ、いずれ競合他社が表れ、置き換えられる。社長がリスクをとってやり切る人か。過去の経歴、インタビュー記事などを参考に自分なりに判断してみよう
これらを経て、やっと投資先の有力候補となる。
次に大事なのは”バリュエーション”
バリュエーションについての考え方はまた次の機会に。
<ポートフォリオは投資する人の人間性が表れる>
投資先を集めたもの全体をポートフォリオという表現をする。
業種も規模も様々な企業に投資している。
それを決めたのは自分自身。
何を基準に決めたかが自分を表している。
私の場合はグロース企業ばかり。事業がユニークで成長が期待できる企業で占められているポートフォリオとなっている。
私は”新しいことが好きだ”
イノベーションは
”社会課題の解決=既存の仕組みの非効率な部分を効率化する”
ために生み出される。自分にはイノベーションを生み出すことはできないが、イノベーションを応援することは誰でもできる。私のポートフォリオは”社会課題の解決のためのイノベーションを後押しするポートフォリオ”がテーマとなっている。
〇自分のポートフォリオに名前を付ける
自分のポートフォリオは見直してみよう
そして、自分のポートフォリオのテーマはなんだろう、名前を付けるならどうつけるか、を考えてみるのも面白いのではないか
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