遺伝子は私たちに様々な影響を与えることはよく知られていますが、 それでも自分の「トリセツ」のようなレポートを手にすると、 その影響の大きさにハッとさせられます。 ちなみにレポートに書かれていた いくつかのリスクの高い疾患については、 残念ながら既に既成事実となってしまっているものもあります。 もっと早く知ってればなんとか対策できたのでは? とは思いませんが、 決められたシナリオ通りに生かされているような不思議な感覚に 少しばかり背筋が凍る感覚を覚えました。 レポートには
検体を送ってから2週間余り。 待望のDNA検査レポートがメールで送られてきました。 迷惑メールに紛れてしまって、 気付くまで少々時間がかかってしまいましたが、 間違いなく私の手元に届きました。 解析レポートの中身は 体質、予防についての項目が400あるほかに、 ダイエット、栄養素、性格診断、肌、スポーツについての 分析結果もついていました。 この世に生を授かって半世紀。 今なお自分史上最大な謎は自分である。 ドキドキワクワクで開いたレポートには、 間違いなく「私」とい
申し遅れました。 Amyと申します。 台湾台北の出身ですが、 日本に来て4半世紀以上が経ちました。 気付いたら日本で過ごした日々のほうが 母国よりはるかに長くなってしまいましたが、 DNA検査の際に「出身地」の記入欄を見て、 改めて自分はDNAレベルで台湾人なんだとを認識しました。 母国語よりも日本語のほうが得意になっているこの頃ですが、 喜怒哀楽が激しく直情的であること、 客観的事実に基づかない楽天的であること、 数字を数える時だけは今も母国語でやってしまうこと、 な
ネットで申し込んでから数日後、 その近未来的なキットは届きました。 小さな箱に入っていたのは唾液採取用の容器と、 唾液と混ぜるための保存液。 そのほかに説明書と登録するためのID、パスワード、 そして返送用の郵便封筒。 すぐにオンラインで会員登録して、 唾液を採取して送り返しました。 2日後にすぐに唾液サンプル到着のメール連絡が届き、 もうしばらく解析が開始するという案内メールが届きました。 まだ何も進んでいないのに、 既にワクワクして色んな思いが駆け巡りました。 人
朝の通勤電車の中で、 小さなステッカー広告が目に入りました。 「自宅でできる遺伝子検査」 「○○種のがん疾患リスクがわかります」 「健康管理からダイエットまで」 「遺伝子からわかる自分の行動特性」 ほほう。面白そうじゃないか。 下車までの間に、ちゃっちゃとネットから申し込みました。 検査する前から確実にわかるわたしの特性が一つあります。 間違いなくせっかちで思い立ったら行動するタイプです。