変えない。「そのままの」夫婦関係

お題企画『結婚してよかったと思う時』について書く。

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私が結婚してよかったと思う時は、「いつも」。2020年以降、旦那さんは在宅ワークで、私は主婦。毎日トイレとお風呂以外はずっと一緒。それでも息が詰まらないし、むしろ彼を好きになるばかり。趣味も、考えも、性格も違うのに、なぜ彼との時間は楽しいのか。

それは、お互いを「変えよう」としないからだと思う。

彼に「ここを直して」と言われたことはない。私が自分の短所を直したいと話しても、

「それもMaiの一部。短所をなくすじゃなく、嫌な部分も含めて、その時の自分の100％を出せばいい」

と言う。私は、短所は隠すか排除するかの極端な考えだった。でも欠点をなくそうとすれば、かえって辛くなる。

変えるべきは性格ではない。自分のために「成長している」と思える変化を求めること。

たとえば私は編み物で何かを作りあげる達成感を味わっているし、苦手な算数も少しずつ勉強している。自分を鍛える学びを重ねていけば、やがて成長に繋がると思う。

私たちは長所や感謝の気持ちを具体的に毎日伝え合っている。自分の嫌なところはなくせない。だから目を向けるべきは、自分の能力や成長。

それが、“ありのままの自分”なのかもしれない。